片瀬那奈:「“ドドS”になります」 サディスト美女役に意欲

「荒川アンダー ザ ブリッジ」のマリア役を演じる片瀬那奈さん(c)中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ
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「荒川アンダー ザ ブリッジ」のマリア役を演じる片瀬那奈さん(c)中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ

 テレビドラマと映画で実写化される中村光さん原作の「荒川アンダー ザ ブリッジ」のキャストとして、俳優の城田優さん、女優の片瀬那奈さん、元「モーニング娘。」の安倍なつみさんが出演することが明らかになった。人をいじめるのが大好きなサディスト美女の牧場主・マリア役を演じることになった片瀬さんは「原作では“ドS”なマリアですが、映画では“ドドS”になっています。シスターとの絡みも見ものですが、個人的にはドSにいじめるシーンに注目していただきたいです」とアピールしている。

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 城田さんは元特殊部隊の聖教者・シスター(男性)、安倍さんはドジな農場主のP子を演じる。ドラマ、映画とも同じキャストで同時制作されており、ドラマは今年夏にMBS・TBS系で深夜に連続放送され、実写映画は12年春に劇場公開の予定。主人公のリク役を俳優の林遣都さん、ヒロインのニノ役役をモデルや女優で活躍中の桐谷美玲さんが務めることが既に発表されている。

 城田さんは、「原作は知らなかったのですが、台本を読んで、こんなぶっ飛んだ作品を映像化するなんて、とても楽しいことになるのではと思い、即オファーを受けさせていただきました。シスターは、格好も性格も非常におもしろい役どころで、今まで演じたことのない役柄なので、演じていてもすごく楽しいです」とすっかり楽しんでいる様子。安倍さんは、「クランクインから監督やスタッフが一丸となっていて熱い。よし!と気持ちが引き締まりました。そして現場に来るたび、荒川メンバーとして存在できることに喜びを感じます。笑顔になれる作品だと思います。期待していてください」と意気込んでいる。

 「荒川アンダー ザ ブリッジ」は、「聖(セイント)☆おにいさん」で知られる中村光さんが「ヤングガンガン」で04年から連載する人気マンガ。自称「金星人」のホームレス美少女・ニノに助けられ、荒川の橋の下に住み着くことになった大企業の御曹司・市ノ宮行(こう)が、かっぱの着ぐるみを着ている「村長」、筋骨隆々の傭兵(ようへい)上がりの「シスター」といった個性豊かな住人たちと日々を過ごす……というコメディー。昨年、テレビ東京系でテレビアニメ化されている。(毎日新聞デジタル)

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