俳優の浅野忠信さんがハリウッドに初進出した3D映画「マイティ・ソー」(ケネス・ブラナー監督)のプレミア試写が2日(米国時間)、ロサンゼルスで開かれ、浅野さんが本場のレッドカーペットを初体験した。浅野さんは「こんな華やかな所に来られてうれしい、いままで頑張ってきた結果がここに至るんだなあと思うと、感無量です」と語った。
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「マイティ・ソー」は、「スパイダーマン」や「アイアンマン」などを生んだ米マーベルの人気コミックが原作。神の世界では最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワースさん)は、あまりの身勝手さに父オーディンに、武器と力を奪われ、地球へ追放されてしまう。ソーは天文学者のジェーンと出会い、慣れない地球での生活を送り、人の痛みや弱さを知る。だが、神の世界の征服をたくらむ邪神ロキは、ソーの前へ凶悪な敵を送り込む。ソーは、愛するジェーンと神々の世界を救うため、三銃士「ウォリアー・スリー」と立ち上がる……というストーリー。
ヒロインジェーンを10年のアカデミー賞主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマンさん、オーディンを名優アンソニー・ホプキンスさんらが演じる中、浅野さんはソーをサポートする三銃士「ウォリアー・スリー」のホーガン役を演じた。
浅野さんは「いいスタートになりました。場の空気感を感じられたことが財産だと思います。このチャンスを無にしないようステップアップしたい」と振り返り、「(今回)いろいろなアメリカの方が僕のことをチェックしてくれて、大切にしてくれていることを感じました。ハリウッドの作品に参加できたのも、日本映画でやってきたからで、日本映画にももっと出て、恩返しできることをやっていきたいです」と語った。
ブラナー監督は「浅野忠信は今日、完ぺきにキメていたね。とてもハンサムだったよ」と笑顔を見せ、「彼はホーガンという役に冷酷さ、戦士らしさ、知性をもたらすことができたし、技術、映画俳優としての存在感、カリスマ性もそろっているんだ。クローズアップで撮っても映えるしね」と絶賛していた。
映画は先週末に56カ国で先行公開され、興行収入8300万ドルを記録、08年に全世界で5億8000万ドルの興行収入を上げた「アイアンマン」を上回る滑り出しで、海外の興行チャートで1位を獲得した。日本では7月2日、丸の内ルーブル(東京都千代田区)などで全国公開予定。(毎日新聞デジタル)
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