佐々木蔵之介:渡部篤郎とともに“天然”ぶりを発揮 「岳−ガク−」初日舞台あいさつ

「岳−ガク−」の初日舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん
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「岳−ガク−」の初日舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん

 俳優の小栗旬さん(28)と女優の長澤まさみさん(23)が共演する山岳救助を描いたマンガ原作の映画「岳−ガク−」(片山修監督)の初日舞台あいさつが7日、TOHOシネマズ 日劇2(東京都千代田区)で行われ、山岳救助隊隊長・野田正人を演じた佐々木蔵之介さん(43)は「隊長はあまり(山に)登っていない。報告を受けて指示を出すので」とほかの出演者に山に比べて登っていないことを自嘲(じちょう)気味に明かした。小栗さんからも「隊長(佐々木さん)はヘリコプターに乗っても『すごい景色だなー』といって写真を撮っていた」とつっこまれるなど、笑いが絶えない明るい雰囲気の舞台あいさつとなった。

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 原作は、石塚真一さんが03年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中のマンガ「岳 みんなの山」。世界の山をわたり歩き、山を愛し、その恐ろしさも知る島崎三歩(小栗さん)は帰国後、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守っていた。一方、北部警察署山岳遭難救助隊に配属された新人女性隊員、椎名久美(長澤さん)は熱意ばかりが空回りし、思うように結果を残せず自信をなくしていた。そんなとき、猛吹雪による多重遭難が発生。久美は他の隊員とともに救助に向かうのだが……というストーリー。

 映画の中で長澤さん演じる久美をしかりつけるパイロット役の渡部篤郎さん(43)は「本当は長澤さんに厳しいことをいいたくない。こんなすてきな女(ひと)に……」とコメント、また役作りのために日焼けサロンへ行ったことを告白して笑いを取るなど、同じ年の佐々木さんとともに“天然”ぶりを発揮し、会場を和ませていた。舞台あいさつにはこのほか長澤さん、石田卓也さん、片山監督が出席した。映画は7日から全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

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