話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、個性派ぞろいの女子高校生4人組の日常を描いた黒田bbさんの4コママンガ「Aチャンネル」です。「まんがタイムきらら」(芳文社)編集部の小林由美子さんに作品の魅力を聞きました。(毎日新聞デジタル)
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
−−この作品の魅力は?
“女子高校生ライフ”の疑似体験! 自分の高校生時代は決して(登場人物の)るんやトオルたちみたいにキラキラはしていなかったけど、なんだかこんな高校生活だったような……とたまに錯覚してしまいそうになります。るんみたいに“ハイパー天然”なムードメーカーのいる教室、トオルみたいな可愛い後輩が毎日家に迎えに来て、ナギとは一緒にファッション誌をみたり、ユー子みたいなリアクション上手(!?)にちょっかいを出したり……。もう一度楽しい高校生活が送れるような気がする、そんな魅力たっぷりの4コママンガです。
−−作品が生まれたきっかけは?
先生に最初に「どんな4コママンガを描きたいですか?」とお聞きした時に、「制服が好きなんです!」ということだったので、迷うことなく学園ものにしよう、ということに。できれば自分たちの生活とかけ離れていない、リアルさも出るような設定でということで共学の高校生が主人公になりました。
−−編集者として作品を担当するうえでうれしいこと、大変だったエピソードを教えてください。
いつもネタのテーマを考えるときは、高校生の時、自分たちが何をして過ごしていたか……というところから始まるのですが、いかんせん高校時代の記憶なので思い出すのに苦労を……。それでも、何気ないちょっとしたエピソードから先生が話を広げて最高のネタが出てきたとき、すごくうれしいです。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
1巻、2巻と読んでいただいた読者の方なら感じていると思いますが、キャラクター同士の関係性が話を進めるにつれ徐々に変化してきています。この先どんな人間模様になっていくのか、あのキャラとあのキャラに友情が芽生えるのか!? など各キャラクターの変化を楽しんでいただければと思います(というか担当の私も楽しみにしています)。テレビアニメも現在、絶賛放送中! 「Aチャンネル」をどうぞよろしくお願いいたします。
まんがタイムきらら編集部 小林由美子
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