東野圭吾:「ガリレオ」最新作が「謎解きはディナーのあとで」抑え首位 

東野圭吾さんの最新作「真夏の方程式」の表紙
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東野圭吾さんの最新作「真夏の方程式」の表紙

 16日発表されたオリコン週間本ランキング(20日付)によると、東野圭吾さんの新作ミステリー「真夏の方程式」(6日発売、文藝春秋)が発売初週で6万5000部を売り上げ、文芸部門で首位を獲得した。同部門で8週連続首位の東川篤哉さんの小説「謎解きはディナーのあとで」(10年9月発売、小学館)を抑えての首位となった。総合部門では、2位にランクインしている。

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 同作は、東野さんの作家生活25周年記念作の第2弾で、歌手で俳優の福山雅治さん主演でドラマ化された「ガリレオ」シリーズの最新作。仕事で海辺の町を訪れた天才物理学者の湯川学が、町で起こった事件を解決していく。事件のキーパーソンとなる小学5年生の少年と子供が苦手な湯川との交流が描かれている。

 東野さんの作品は、記念作第1弾「麒麟の翼」(講談社)も同部門で5位。10日から3週連続で放送されているテレビドラマ「11文字の殺人」「ブルータスの心臓 完全犯罪殺人リレー」「回廊亭殺人事件」の原作(いずれも光文社)が文庫部門で、それぞれ20位、23位、25位、最新文庫「流星の絆」(講談社)も13位にランクインしている。(毎日新聞デジタル)

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