米コメディー映画「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」(トッド・フィリップス監督)が7月1日、公開される。ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディー部門を受賞したヒット作「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編で、09年に全米で公開されるや、R指定コメディーとして史上最高の興行収入2億7700万ドル(約222億7000万円)をたたき出した話題作だ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
歯科医ステュ(エド・ヘルムズさん)が結婚することになり、フィル(ブラッドリー・クーパーさん)ら悪友たちとその家族は、挙式が行われるタイを訪れた。ところが前作に続き、結婚式前に羽目を外した彼らが目覚めた場所は見知らぬ部屋。そして新婦の弟はいなくなり、サルが1匹迷い込んでいた。二日酔いで記憶が“飛んで”しまった彼らは、目前に迫った結婚式に間に合うよう、消えた弟を探し出すべく、前作以上の奮闘を見せる。クーパーさんらキャストは前作に引き続き出演している。
柳の下にいつもどじょうはいないというように、“2匹目のどじょう”を狙うと往々にしてコケるもの。フィリップス監督はそれを意識してか、1作目と構成上、似ている点を持たせてはいるが、同時に別のオリジナル映画のようなインパクトを持たせるために、舞台を米国からタイのバンコクに移動。そこで“薬の売人”とのやりとりやカーチェイス、暴動、さらに銃撃戦を展開させ、前作以上となるアクション満載の映画に仕立てた。
ザック・ガリフィアナキスさんが演じる自称“専業ニート”アランの変人ぶりも健在だが、彼以上の存在感を見せているのが、サル。たばこをふかすなど人間顔負けの演技を見せるが、演じているのはクリスタルという17歳のオマキザルだ。これまで「ドクター・ドリトル」シリーズなどの動物ものから、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」といったアクションもの、さらには西部劇「3時10分、決断のとき」にも出演している大ベテランで、“彼女”の演技にも注目だ。7月1日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほかで公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
12月23日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…
歌手の氷川きよしさんが開催したデビュー25周年コンサートツアーの劇場版「氷川きよし/KIYOSHI HIKAWA+KIINA.25th Anniversary Concert T…
中島健人さんがMCを務める映画情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)の第6回が、1月12日午前0時からWOWOWプライムで放送される。それに先駆け、1月1日午前0時からW…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…