彩雲国物語:シリーズ完結編で7連続首位達成 文庫連続首位獲得数単独トップに

「彩雲国物語」シリーズの最終巻「紫闇の玉座 下」の表紙
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「彩雲国物語」シリーズの最終巻「紫闇の玉座 下」の表紙

 7日発表されたオリコン週間本ランキング(11日付)によると、1日に発売された雪乃紗衣さん作、由羅カイリさんイラストのライトノベル「彩雲国物語」シリーズの完結編「紫闇(しあん)の玉座 下」(角川グループパブリッシング)が10万6000部を売り上げ、文庫本部門で首位を獲得。前作「紫闇の玉座 上」では、佐伯泰英さんの時代小説「居眠り磐音江戸双紙」シリーズ(双葉文庫)に並び、文庫部門での「シリーズ作品の連続首位獲得数1位タイ」(6作連続)を記録していたが、今回の首位獲得で7作連続となり、単独1位に躍り出た。

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 08年4月の同ランキング開始以降、「彩雲国物語」シリーズは、「黎明に琥珀はきらめく」「黒蝶は檻にとらわれる」、外伝「黄粱の夢」、「暗き黄昏の宮」「蒼き迷宮の巫女」「紫闇の玉座 上」「紫闇の玉座 下」の7作が発売されており、いずれも連続で首位を獲得している。

 「彩雲国物語」は、架空の国、彩雲国を舞台に、名門だが貧しい紅家の娘・秀麗の挑戦と成長を描くファンタジー。秀麗は、新王・劉輝の教育係を引き受けたことをきっかけに、彩雲国初の女性官吏になる。劉輝との恋や共に官吏を目指す同期生との友情、宮廷内での権力闘争や貴族の暗躍などさまざまな出来事が起こる……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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