SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
本宮ひろ志さんの人気マンガを連続ドラマ化する「俺の空 刑事編」(テレビ朝日系)の主役を一般公募で決める全国オーディションの最終公開審査が10日、テレビ朝日(東京都港区)で行われ、福岡市の飲食店勤務、庄野崎謙(しょうのざき・けん)さん(23)が主人公・安田一平役に決定。全国2700人から選ばれ、今年10月クールに放送される連続ドラマで、いきなりの主演デビューが約束される“シンデレラ・ボーイ”となった。
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庄野崎さんは「すごくうれしくて泣きそうで、頭真っ白で、そういう気持ちでいっぱいなんですけど、ようやくスタートラインに立てたんじゃないかと思う。これからもっともっと厳しい現場でやっていくこと、それを乗り越えていく力を、今回のオーディションの“修行”だったり、みんなと乗り越えてきた力を存分に発揮して素晴らしい作品を全員で作っていきたいと思います!」と力強く意気込みを語った。
この日の最終審査には、ファイナリスト10人のほか、主人公・一平のライバル役の永井大さん、原作者の本宮さんらも審査員として出席。ファイナリスト10人には、それぞれ最後の自己PRと永井さんとの芝居審査を行った。身長181センチの長身で、アクション・殺陣・アクロバットが特技という庄野崎さんは、2人の犯人を取り押さえる演技をアクロバティックに披露し、永井さんとの芝居審査でも堂々とした演技を見せた。
ライバルとして共演することになった永井さんは、「立ち姿も凛(りん)として、一緒にお芝居をしていても迫力があった。共にこの『俺の空』を成功させ、安田一平という、すてきなキャラを3カ月間で自分のものにして、頑張っていきましょう」と語りかけ、本宮さんも「第一印象からなんとなく決めていて、最終的には(審査員)みんなの総意という感覚だったと思う。調子のいいヤツでも、誠実さがあれば相当いい男になる。そういうふうに安田一平を描いてきたので、面白おかしく、お笑いでもいいから、やわらかく演じていただけたらと思います」と庄野崎さんにエールを送った。
オーディションには全国から2700人の応募があり、書類審査、面接、演技テストなどを経て、6月には、地方で働く会社員や就職が決まっている学生、テレビ朝日の番組ADなどバラエティーに富んだファイナリスト10人が選出され、今月9日まで「サバイバル期間」として、街頭投票イベントや「寺修行」といった“試練”にも挑戦。それぞれがブログやツイッターで支持を訴え、7月クールのドラマ「陽はまた昇る」(21日スタート、木曜午後9時)の撮影現場を見学、佐藤浩市さんから俳優指南も受けた。
最終審査は、特設サイトで受け付けていた一般投票の結果も加味して行われた。庄野崎さんには、同ドラマでの主演デビューが約束されるほか、賞金100万円が贈られる。
「俺の空」は、日本屈指の財閥「安田グループ」の跡継ぎ・安田一平が花嫁を探して波瀾万丈な旅をする様子を描いた本宮さんの人気マンガ。コミックスの累計が2400万部の売り上げを記録するベストセラーシリーズで、「刑事編」はその続編。旅を終えた一平が、自ら考える正義を実現するべく、いきなり警視庁の新米刑事となり、水死体発見のために私財を投じて湖を買収して湖水を別の場所へ移動させたり、麻薬流入を食い止めるために東南アジアルートの麻薬をすべて買い占めたりという型破りな発想と莫大(ばくだい)な財力、権力を駆使して、次々と立ちはだかる難事件を解決していく……という物語。一平のライバルである東京地方検察庁の検事・武尊善行(ぶそん・よしゆき)役で永井大さん、ヒロインの女刑事・大川真弓役で国仲涼子さんが出演する。
ドラマ「俺の空 刑事編」は、テレビ朝日系で10月期に毎週日曜午後11時~同55分の「日曜ナイトプレミア」枠で放送予定。(毎日新聞デジタル)
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2024年12月23日 22:00時点
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