芦田愛菜:「楽しんでみてや~!」関西弁のあいさつに観客メロメロ

(左から)松山ケンイチさん、SABU監督、(前)芦田愛菜ちゃん
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(左から)松山ケンイチさん、SABU監督、(前)芦田愛菜ちゃん

 子役の芦田愛菜ちゃん(7)が12日、大阪府内で行われた映画「うさぎドロップ」(SABU監督)の舞台あいさつに登場した。愛菜ちゃんは「今日は来てくれてほんまにありがとう。『うさぎドロップ』はめっちゃかわいい映画になりました。みなさん、楽しんでみてや~!」と関西弁であいさつ。愛菜ちゃんは、少しおどけて腰を振って踊るような仕草を披露するなど、集まった観客をメロメロにしていた。

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 「うさぎドロップ」は宇仁田ゆみさんが「フィールヤング」(祥伝社)で連載中の累計82万部発行の人気マンガが原作。27歳恋人なしの青年ダイキチは、祖父が亡くなり久しぶりに訪れた実家で6歳の少女りんと出会う。実はりんは祖父の隠し子で、りんを施設に入れようとする親族たちの意見に反発したダイキチはつい、りんを自分が引き取って育てると宣言してしまう。そしてその日からしっかり者のりんと、不器用な青年・ダイキチとのちょっとちぐはぐな日々がスタートする……というストーリー。

 舞台あいさつには、俳優の松山ケンイチさん(26)、SABU監督も登場した。松山さんは、「撮影中は、愛菜ちゃんが可愛くて癒やされていました。遊んでいる延長でお芝居があったので、ひとつの作品として見るより、思い出アルバムのように撮れたので、感謝しています」とコメント。愛菜ちゃんも、「松山さんは休憩の時もずっと遊んでくれて、とてもやさしかったです。足を持ってブラブラしてくれました」と撮影を振り返った。

 夏休みの思い出について、学校にプールがなかったという青森県出身の松山さんは、「プールに遊びに行ったのですが、我慢できなくて漏らしてしまった。なんで我慢する選択をしてしまったのか、なぜトイレに行く選択をしなかったのか……」と告白。「それ以来、トイレの場所はしっかり確認するようになったし、トイレに行ったらトイレットペーパーがちゃんとあるか確認するようになったし、いろいろ成長しました」と会場を笑わせた。

 松山さんは「たくさんのつながりの中で、生きていると実感できる映画です。ダイキチもとてもかっこいい男なので。男に見てほしい映画です」とアピール。SABU監督は、「泣ける、愛にあふれた映画です」とアピールした。(毎日新聞デジタル)

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