栗山千明:剣豪の妹役に「立ち回りは…」と心配 BS時代劇「塚原卜伝」

 俳優の堺雅人さん主演の時代劇「塚原卜伝」の取材会が17日あり、若き日の卜伝の妹、真尋役の女優の栗山千明さんがピンク色の着物姿で登場した。
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 俳優の堺雅人さん主演の時代劇「塚原卜伝」の取材会が17日あり、若き日の卜伝の妹、真尋役の女優の栗山千明さんがピンク色の着物姿で登場した。

 俳優の堺雅人さんが伝説の剣豪を演じる時代劇「塚原卜伝(ぼくでん)」のスタジオ取材会が17日、横浜市内であり、若き日の卜伝・新右衛門の妹で、真尋役を女優の栗山千明さんが務めることが明らかになった。ピンク色の着物姿で登場した栗山さんは「お兄ちゃんを思うピュアな妹ということで、私のピュアな部分はどこにあるのかと探りながら演じました」と語ったが、映画「キル・ビル」での激しい立ち回りで知られる栗山さんだけに「私はたぶん、立ち回り(のシーン)はないと思うのですが……」とスタッフらの表情を確認し、「その辺は心配です」と笑わせた。

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 「塚原卜伝」は、戦国時代に幾多の勝負や合戦に挑みながらも一度も負傷しなかったという伝説の剣豪・塚原卜伝の主に青年期を描いた物語。波瀾(はらん)万丈の死闘をくぐり抜け、鹿島神宮に千日間の参籠(さんろう)をしてついに会得した「一つの太刀」とは……というストーリー。

 取材会には、堺さんらのほか、平岳大さん(山崎左門役)、京野ことみさん(鹿乃役)、永島敏行さん(松本備前守役)、中村錦之助さん(吉川覚賢役)、ジャッキー・ウーさん(牧元鬼役)、風間杜夫さん(平賀丹後役)も登場。新右衛門の母・藤枝を演じる朝加真由美さんは見どころについて、「やっぱり新右衛門(堺さん)の笑顔がすてきでしょ? 人を穏やかにさせる顔をしてらっしゃって、そういう意味ではいつもウキウキしておりました。個人的には母が思う子の気持ちも見てほしいです」と絶賛していた。

 京野さんは「剣術ものとかでいうと、宮本武蔵だとか男くさくて勝っただの負けただのそういうイメージが強かったんです。でも、『塚原卜伝』は、そういった生臭さがないというか、すごく優しいストーリーになっていると思います。女性でも見やすい作品だと思います」とアピールした。ドラマは、BSプレミアムで10月2日毎週日曜日午後6時45分から、全7回放送。初回は73分のスペシャル版で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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