りょう:10年ぶりラブシーンに「ドキドキしちゃう」 初主演ドラマ「ビターシュガー」

初主演ドラマ「ビターシュガー」の会見に登場したりょうさん
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初主演ドラマ「ビターシュガー」の会見に登場したりょうさん

 女優のりょうさん(38)が22日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた初主演ドラマ「ビターシュガー」(NHK)の会見に出席。りょうさんは「10年ぶりぐらいにラブシーンがあって……。ドキドキしちゃって」と照れ笑いしていた。

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 ドラマはNHKの新たなドラマ枠「よる☆ドラ」(毎週火曜午後10時55分)の第1弾。大島真寿美さんの小説「虹色天気雨」とその続編「ビターシュガー」が原作で、りょうさん演じる39歳の映画ライター市子と、その高校時代の同級生まり、奈津は20年来の友情で結ばれていたが、ある出来事をきっかけにその関係に微妙な亀裂が入り、本音をぶつけ合ううちにさらに溝が深くなっていく……という物語。女性同士の赤裸々な本音トークが見どころの一つになっている。

 りょうさんは96年のドラマ「ロングバケーション」でドラマデビューして以来、今回が初主演とあって「やっと(主演を)いただきまして……、頑張ります」と神妙にあいさつ。今回のラブシーンの相手が市子の元恋人を演じる袴田吉彦さんで、10年前のラブシーンも袴田さんだったことを明かしつつ、「(自分は)ラブシーン顔じゃないなと思った。服を脱ぐシーンがあって(体は)がりがりなんですけど、ビール腹が気になってて。通販でウエストが細くなるもの(機械)を調べて10%オフで買いました。きれいなラブシーンは他局で見ていただいて、リアルな大人のラブシーンです」とドラマさながらの本音トークで報道陣を沸かせた。「懸命に生きているチャーミングな女性を見せたい。(見た人が)40年、生きてきてよかった、楽しかった、誇りに思えると感じるドラマにしたい」と意気込んでいる。

 会見にはウインドー・ディスプレー・デザイナーのまりを演じる和久井映見さん(40)、娘を持つ専業主婦だったが夫が蒸発してしまい自活の道を探る奈津を演じる鈴木砂羽さん(38)、市子たちと女友だちのような関係にあるデザイン事務所の社長でゲイの拓巳を演じる豊原功補さん(45)も出席。豊原さんは「(自分の)キャリア史上、初めて“女優”をやらせていただきます。プロデューサーには(ゲイ役が)ぴったりといわれましたが、どこがぴったりなんだか……」と苦笑しつつ、どんな演技をしているのかと聞かれ、「見てのお楽しみよ!」と女性口調で応じていた。

 放送は総合テレビで10月18日からスタート。全10回。(毎日新聞デジタル)

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