22日発表された20、21日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、前週に首位に返り咲いた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が首位をキープし、累計で興行収入80億円を突破、約600万人間近を動員した。2位は劇場版アニメ第2弾「カンフー・パンダ2」が初登場。全国535スクリーンで19日に公開され、土日2日間で約15万人を動員、興行収入は約2億36万円だった。3位は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」、4位「コクリコ坂から」となり、それぞれ興行収入30億円を突破した。
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そのほか新作は8位に「シャンハイ」がランクイン。全国204スクリーンで20日に公開され初日2日間の動員は約9万人、興収は約1億312万円だった。俳優の松山ケンイチさんと子役の芦田愛菜ちゃんが共演した「うさぎドロップ」は9位で、全国110スクリーンでの初日2日間成績は約8万人を動員し、興収は約1億6万円だった。
「カンフー・パンダ2」は、平和の谷を守るため、カンフーの達人「マスター・ファイブ」とともに暮らしていたジャイアントパンダのポーの前に、中国を制覇してカンフーを抹殺しようともくろむクジャクのシェン大老の軍勢が新たな敵として現れる。敵の陰謀を阻止するためには、ポーの出生の秘密が関係していて……というストーリー。米国版では前作に続いてポーの声をジャック・ブラックさん、ポーとともに戦うマスター・ファイブの一人であるマスター・タイガーをアンジェリーナ・ジョリーさん、ポーらの師匠・シーフー老師をダスティン・ホフマンさんが担当。日本語吹き替え版では山口達也さんがポーを、笹野高史さんがシーフー老師を担当した。
「シャンハイ」は1941年、太平洋戦争が始まる前夜の上海を舞台に、男女の生き様を描いたサスペンス。渡辺謙さんと菊地凛子さんという日本の2大国際派俳優に、ジョン・キューザックさんやコン・リーさん、チョウ・ユンファさんという米中の著名な俳優陣が集結した。「うさぎドロップ」は宇仁田ゆみさんが「フィールヤング」(祥伝社)で連載中の累計82万部発行の人気マンガが原作。27歳・恋人なしの青年ダイキチは、亡くなった祖父の隠し子・りんを引き取って育てると宣言してしまう……というストーリー。(毎日新聞デジタル)
1位 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2位 カンフー・パンダ2
3位 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
4位 コクリコ坂から
5位 劇場版 仮面ライダーオーズ/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
6位 劇場版ポケットモンスター 2011
7位 カーズ2
8位 シャンハイ
9位 うさぎドロップ
10位 ツリー・オブ・ライフ
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