アイドルグループ「AKB48」の指原莉乃さん(18)が23日、CGアニメと実写を融合した米映画「イースターラビットのキャンディ工場」の舞台あいさつに登場。指原さん、大島優子さん、北原里英さん、横山由依さんで結成する「AKB48」発の4人組ユニット「Not yet」のメンバーのうち、誰か1人が日本語吹き替え版に挑戦すると発表されていたが、この日の舞台あいさつで「私でしたー!」と自ら明かした指原さん。主人公・うさぎの「イービー」を守る「ピンク・ベレー」のおっちょこちょいな女の子役で声優に初挑戦しているが、「何で選ばれたか? 何でだろう。スケジュール空いてたからかなあ。一番おっちょこちょいで抜けてるからですかねえ」と自虐的なコメントが飛び出した。
ウナギノボリ
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指原さんは、初めてのアフレコについて「すごく難しいなと思いましたね。もともと演技とかは苦手な分野なんで……。得意分野もないですけど」と後ろ向きな発言をしながらも、「『どうしよう』と思っていたけど、(スタッフが)皆さん優しくて、不安だったんですけど最後までできました。でもくしゃみだけは一発OKだったんですよ!」と一部分のみ胸を張っていた。
自らの「おっちょこちょい」ぶりについて「最近電車の乗り換えミスが多い。1カ月に1回は反対方向の電車に乗っちゃうんです」と明かした指原さん。今回は米映画に声の出演となったが、「もし実写でハリウッド映画に出演したら?」と質問されると、「えっ! どうしよう。そんなことになったら大変ですよね。でも、うちの北原がアンジェリーナ・ジョリーさんに唇が似てるっていわれることがあるので、『Not yet』の4人で共演できたらいいですね」と夢を語っていた。
映画は、昨年10月に日本で公開された映画「怪盗グルーの月泥棒」のスタッフが再集結して製作。物語の舞台は、うさぎとヒヨコが世界中の子どものためにキャンディーを作っているイースター島のキャンディーの国。王子のイービーは、父親の後を継ぐことになるが、ミュージシャンになる夢をあきらめられず、こっそりハリウッドに向かいオーディションを受ける。うさぎの最強部隊「ピンク・ベレー」は、イービー捜索に出動するが、そのすきにヒヨコのボスのカルロスが、キャンディー工場を乗っ取ろうと企て、王国は大混乱。キャンディーの国の未来とイービーの夢の行方を描いたファンタジー作品だ。イービーの日本語吹き替えは、声優でタレントの山寺宏一さんが演じる。日本語吹き替え版の主題歌は、「Not yet」の2ndシングル「波乗りかき氷」のカップリング曲「ハグ友」を起用。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
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