ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
歌手のMISIAさんがカバーするチャーリー・チャプリンさんの世界的名曲「Smile(スマイル)」が、12月17日公開の劇場版アニメ「フレンズ もののけ島のナキ」(山崎貴、八木竜一監督)の主題歌に決定した。東日本大震災被災地の仙台の少年・少女合唱団と一緒にコーラス部分のレコーディングを行ったMISIAさんは、「Smileという言葉はスマイルにしてくれる言葉なんです。聴くよりも歌う方がスマイルになれる楽曲。みんなも一緒に歌ってほしいですね」と呼びかけた。
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作品は童話作家・浜田広介さんの「泣いた赤おに」を原案にしたストーリーで、「ALWAYS 三丁目の夕日」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の山崎監督が、20年来の盟友である八木監督とともに手がけた日本独自の3DCGアニメ。「Smile」は、映画「Modern Times(モダン・タイムス)」の劇中曲で、チャプリンさんが作曲。米ジャズピアニストで歌手のナット・キング・コールさんが歌詞をつけて歌ったことでも有名になった。山崎監督は「『Smile』は時間のフィルターをくぐり抜けてきた力を持っている曲ですから、それを自分のものとして歌うのは容易なことではありません。誰ならあの曲のパワーを乗りこなすことができるんだろうと思ったとき、僕らの頭に真っ先に浮かんだのがMISIAさんでした」と起用理由を説明している。
被災地の子供たちと一緒にレコーディングできたことについてMISIAさんは「実際に家が流されてしまったり、自衛隊に救助された子がいたりして。『気持ちが落ち込む子もいたけど、今日こうして歌えることを楽しみに頑張ってきました』という先生の言葉に、一緒に歌うことができて心から良かったと思いました」と喜び「みんな最初は緊張してたんですけど、歌っていくうちに徐々に笑顔になっていって。本当にスマイルになれる曲になったのがうれしかった」と振り返った。「歌うことで自然と笑顔になってしまう、そういう力もある曲なんだなって改めて感じました。きっと聴いた人の心に勇気と力をくれると思います」と力を込めた。
映画主題歌決定を記念して、山崎・八木監督のデザインでMISIAさんのオリジナルCGキャラクターも作られた。映画に登場するキャラクターたちと手をつないで歌うMISIAさんにも注目だ。「Smile」をはじめ、マイケル・ジャクソンさんやスティーヴィー・ワンダーさんなどの名曲をカバーしたMISIAさん初のカバーアルバムは12月14日発売予定。タイトルは未定。(毎日新聞デジタル)
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