人気アニメ「秘密結社 鷹の爪」が、12月17日公開の劇場版アニメ「フレンズ　もののけ島のナキ」（山崎貴、八木竜一監督）とコラボレートしたマナーCMが、全国のTOHOシネマズで上映されている。マナーCMは9月16日まで上映されるほか、10月29日～12月16日にも再上映。動画投稿サイト「ユーチューブ」の「DLEチャンネル」でも見ることができる。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　「フレンズ～」は、童話作家・浜田広介さんの「泣いた赤おに」を原案にしたストーリーで、「ALWAYS 三丁目の夕日」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の山崎監督が、20年来の盟友である八木監督とともに手がけた日本独自の3DCGアニメ。人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが演じる主役・赤おにのナキや、ナキの唯一の親友で青おにのグンジョー（山寺宏一さん）など、さまざまな「もののけ」が住む「もののけ島」に、一人の子ども・コタケが迷い込む……という物語。阿部サダヲさん、YOUさん、加藤清史郎君らも声優を務めているほか、「もののけ退治3人衆」として「鷹の爪」のFROGMAN監督が1人3役で声の出演を果たしている。12月17日から2D版とともに同時公開される予定。

　今回のコラボは「フレンズ～」の3DCGアニメと「鷹の爪」のFLASHアニメとのギャップの面白さから生まれ、脚本作りには山崎監督本人も参加。八木監督も、監修として参加している。また、コタケ役の新堂結菜ちゃんもマナーCMのアフレコに参加して、愛らしい声を披露している。

　CMでは、「鷹の爪」の人気キャラクター「総統」や「吉田君」と、のっぺりとした様子で描かれた「鷹の爪」風のコタケとのたたみかけるような会話の応酬が楽しめる。全編コミカルながら、後半には山崎監督ならではのほろりとさせる意外な場面もあり、これまでの「鷹の爪」作品とは一線を画すテイストに仕上がっているという。（毎日新聞デジタル）