松本人志:8時間超の特番で笑いを語る 漫才や名作コントも 「大文化祭」

「松本人志 大文化祭」の一場面=NHK提供
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「松本人志 大文化祭」の一場面=NHK提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(48)の8時間15分に及ぶ特集番組「松本人志 大文化祭」が11月5日午後3時からNHKBSプレミアムで放送されることが28日、明らかになった。松本さんが自らの笑いの世界について語り、過去の漫才や名作コントも放送される。

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 これまでにNHKBSでは、08年に落語家の立川談志さんを10時間、09年に桂枝雀さんを5時間、10年に歌手の井上陽水さんを5時間の番組で取り上げるなどして、個人の特集番組を放送してきた。今年4月にNHKBSプレミアムとなって以来、初めての長時間の個人特集番組となる。

 番組では「松本人志の笑いの世界を徹底的に楽しみ尽くす」といい、松本さんの笑いを多角的に伝えるため、新たに収録した松本さんのスタジオトーク「松本人志、落語を語る」やドキュメンタリー「松本人志、欧州を行く」、ゲームクリエーター宮本茂さんとの対談と、松本さんが過去に手がけたさまざまなジャンルの作品を紹介。スタジオでの司会は同局の有働由美子アナウンサーが担当する。

 「落語を語る」は、松本さんが、自身の笑いの原点として敬愛する枝雀さんの芸について、枝雀さんの高座の映像を交えながらトークを展開。「欧州を行く」は、松本さんの監督最新作「さや侍」と、第1作「大日本人」(07年)、第2作「しんぼる」(09年)が上映された8月の第64回ロカルノ映画祭に参加した松本さんに密着した。対談は、松本さんが今もっとも話をしてみたい人物として、ゲーム「スーパーマリオ」シリーズや「ゼルダの伝説」などを手がけた宮本さんの名を挙げ、実現した。

 過去の作品としては、劇場で収録されたダウンタウンの漫才や、ファンの間で語り継がれているという名作コント、第1回監督作「大日本人」を放送する。特番は、松本さんのNHK総合での初レギュラー番組「松本人志のコント MHK」の初回放送(11月5日午後11時半~同59分)に合わせて、同日の午後3時~同11時半(午後6時45分~同7時は中断)に放送。(毎日新聞デジタル)

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