アーケード用の最新ゲーム機や関連機器を展示する「第49回アミューズメントマシンショー(AMショー)」がこのほど閉幕し、昨年を2217人上回る3万3464人が来場した。昨今のゲームセンターでのシニア層の利用拡大を受け、幅広い年齢層をターゲットとしたゲーム機や、東日本大震災以降の電力不足に対応した省エネ型ゲーム機などが多く展示され、メダルゲーム機や、音楽に合わせて画面をタッチする体感型音楽ゲーム機、クレーンゲーム機などが人気を集めた。
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AMショーは、日本アミューズメントマシン工業協会と全日本遊園施設協会の主催で毎年開かれており、今年は15~17日の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催され、セガやバンダイナムコゲームスを中心に31社が約1000点のゲーム機や関連機器を展示した。15、16日は関係者を招待する「ビジネスデー」で、一般公開日の17日は、ゲームファンや家族やカップルなど1万4703人が来場し、盛況となった。
15日には、パネルディスカッション「今のゲーセンにモノ申す!9.15緊急ディスカッション」が開催され、有識者やお笑いタレントの小沢一敬さん、ホリさんが登壇。メーカーやメディア、ファンといったそれぞれの立場から、アーケードゲーム業界を盛り上げるべく討論した。17日には、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーオークション&バザーが開催され、売り上げ55万3550円全額が特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに寄付された。
17日にはバンダイナムコゲームスの音楽ゲーム「太鼓の達人」の全国大会決勝戦「太鼓の達人 ドンだ~! 日本一決定戦2011」が開催された。またセガブースでは、東日本大震災以降にリニューアルオープンした「セガワールド石巻店」(宮城県石巻市)を訪れたお笑い芸人のジェントルさんと通信対戦するイベント「ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer Live!ダブルアンサー」が開かれるなど、来場者らが最新ゲーム機を楽しんだ。(毎日新聞デジタル)
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