鬼物語:西尾維新の「物語」第11作が本ランキング総合首位 シリーズ3度目

西尾維新さんの小説「鬼物語」の表紙
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西尾維新さんの小説「鬼物語」の表紙

 6日発表されたオリコン本ランキング(10日付)で、9月30日に発売された西尾維新さんの小説「鬼物語」が初週で約12万2000部を売り上げ、BOOK(総合)部門の首位を獲得した。「物語」シリーズの首位は第6作の「猫物語 黒」と第9作の「花物語」に続いて3度目。

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 「物語」シリーズは、一見平凡な高校生の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)と、怪異にかかわってしまった少女たちの話が展開する人気作。第11作の「鬼物語」は、第3作の「傷物語」でもクローズアップされ、暦の存在にも大きくかかわっている少女・忍野忍(おしの・しのぶ)を主人公にしたストーリーが描かれている。

 シリーズは12月発売の「恋物語」で完結する予定。また12年には「傷物語」が劇場版アニメとして公開予定で、第4、5作の「偽物語」が12年1月からテレビアニメとして放送される。 (毎日新聞デジタル)

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