岡村隆史:やべっちを意識?「おかっちM.C.」類似に「こっちが本家」と対抗心

セットもそっくり「おかっちM.C.」記者会見に登場した岡村隆史さん(右は佐野瑞樹アナ、左は三田友梨佳アナ)
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セットもそっくり「おかっちM.C.」記者会見に登場した岡村隆史さん(右は佐野瑞樹アナ、左は三田友梨佳アナ)

 最も面白い漫才師を決める大会「THE MANZAI 2011」を展望するお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さんの冠番組「おかっちM.C.THE MANZAI応援宣言!」(フジテレビ系)の記者会見が6日、東京・台場のフジテレビで行われた。番組タイトルやセットが相方の矢部浩之さんがMCを努めるサッカー情報番組「やべっちF.C.」に似ていることを指摘された岡村さんは「類似番組があるんですけどね、“M.C.”のMは漫才のMで、うちが本家だというつもりでやっているんで。あっちが分家で」ととぼけた発言で記者たちを笑わせ、「(番組のこと)矢部氏は知ってると思うんですけど、意地の張り合いというか、向こうも聞いてこないんで、こっちも(言わなくて)いいかなと」とライバル番組に対抗心を燃やしていた。

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 また、10月からゴールデンタイムでレギュラー放送されることになった日本テレビの音楽番組「1番ソングSHOW」で矢部さんとフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんがMCに起用されたことに岡村さんは「おかしいでしょ? 羽鳥・矢部って。僕を切って、『ぐるナイ』で気心しれたメンバーとタッグ組んで、おかしいでしょ? (おかっちM.C.は)復讐(ふくしゅう)劇です」と相方の活躍を妬んだ様子で語り、周囲を笑わせた。

 「THE MANZAI 2011」は、80~82年にフジテレビ系で放送され、「B&B」「ツービート」「紳助・竜介」などを輩出して漫才ブームを巻き起こしたバラエティー番組「THE MANZAI」の名を冠する大会。プロの漫才師であれば、年齢や芸歴の制限なく出場できるため、事実上、日本で今、一番面白い漫才師を決める大会となる。

 1回戦は5月30日~7月2日に東京、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡で開かれ、1516組から230組に。さらに7月5~12日に東京と大阪で2回戦を行い、絞られた50組が「THE MANZAI 2011認定漫才師」となっている。「本戦サーキット」は、10~11月に東京、大阪、京都で計5回開催し、上位16組が12月に行われる決勝大会に駒を進める。決勝大会は、フジテレビで放送され、優勝した漫才師には「THE MANZAI 2011」の称号とフジテレビでレギュラー番組の出演権が与えられる。

 「おかっちM.C.THE MANZAI応援宣言!」では、予選を突破した「キングコング」「スリムクラブ」ら50組の「THE MANZAI 2011認定漫才師」も出演する。優勝予想を聞かれた岡村さんは「COWCOと思っていたけど、落ちてしまったので(笑い)。優勝するんじゃないかなというお目当ての人はいますが、言いません。ダイノジではないです」とこぼけをかましつつ、「本戦ではどえらい緊張につつまれるので、この番組ではみなさん楽しくやってくれればと、MCとして、楽しんでいただけたらなと思います」とこれから大会の頂点を目指すコンビに気遣っていた。

 また、「ナインティナイン」として漫才に挑戦しないのかと聞かれ、「ネタ何年も作ってなくて、みなさんに勝てないなと思います。相方のことを何て呼んだらいいかわからないですし、第一線で活躍しているみなさんには、漫才でもコントでも勝てないですね。“敬語ツッコミ”とか考えたんですけど、『しなっ』となるんで(笑い)。残念ですけど辞退します」と語っていた。

 番組は10月10日から毎週月~木曜の深夜0時35~45分に放送予定。 (毎日新聞デジタル)

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