SKE48 松井珠理奈:矢神久美と映画初出演に大喜び 「名古屋にも遊びに来て!」

映画「WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~」の初日舞台あいさつに登場した「SKE48」の松井珠理奈さん
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映画「WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~」の初日舞台あいさつに登場した「SKE48」の松井珠理奈さん

 名古屋市の栄を中心に活動する「AKB48」の姉妹グループ「SKE48」の松井珠理奈(14)さんと矢神久美さん(17)が29日、東京都内で行われた映画「WAYA(わや)!~宇宙一のおせっかい大作戦~」(古波津陽監督)の初日舞台あいさつに登場した。矢神さんとともに映画初出演を果たした松井さんは、「SKE48にとっても初めての映画。拠点にしている名古屋での撮影ができてうれしい」と喜び、「名古屋の良さがすごく詰まっている映画なので、名古屋にも遊びに来て!」と笑顔で呼びかけた。

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 映画は、名古屋駅と名古屋城を結ぶ円頓寺商店街が舞台。なにかと商店街のみんなの世話を焼いてくれるシゲさん(矢崎滋さん)がげた屋を継いで30年と聞いた青年団団長の勘太郎(井戸田潤さん)は、サプライズで喜ばせようとお芝居の企画を立てた。しかし本当の目的は、昔、シゲさんがけんか別れしたという親友(ルー大柴さん)と仲直りさせるというもの。実にありがた迷惑な作戦だが、商店街の面々はすでにノリノリ……。そんな中、夫婦げんかの末、シゲさんの娘・冴子(水野美紀さん)が息子を連れて戻ってきた。幼なじみでずっと冴子に片思いだった勘太郎のテンションはさらに上がり……というストーリー。井戸田さんの相方・小沢一敬さんも出演する。

 初日舞台あいさつには、お笑いコンビ「スピードワゴン」をはじめ、水野さん、大柴さん、藤田朋子さん、古波津監督も登場。撮影について、矢神さんは「(11年末から12年の年始にかけての撮影で)寒かったことがつらかった」と明かしながらも、「それを超えるぐらいの『WAYA!』メンバーの温かさがあったので、最高な映画撮影ができたなと思ってます」と満足そうに振り返った。この日司会を務めた小沢さんから、最終日に泣いてしまったエピソードを暴露された矢神さんは「(現場を)離れるのが嫌でした。ずっと撮影したかった」と名残惜しそうな様子だった。

 実年齢より上の18歳の役に挑戦した松井さんについて、矢神さんは「珠理奈は見た目は大人っぽいけど、中身は甘えん坊で中学生だなという感じ」と話したものの、「本番ではちゃんと大人っぽさが出ていた」と絶賛。一方、撮影のためホルンに初挑戦した矢神さんについて、松井さんは「撮影のためにホルンを一生懸命練習していて、カッコいいなと思った」と演技合戦で互いを認め合っていた。

 古波津監督は、「メンツ(キャスト)がそろった段階で面白くなるなという確信があった」と自信を見せ、「商店街からのオファーがあって、商店街を盛り上げるためにどうすればいいかということから映画はスタートしました。みなさんの心の中にどんどんしみわたっていくような広がり方をしてくれたらうれしい」と呼びかけた。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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