アイドルグループ「Berryz工房(ベリーズこうぼう)」と「℃-ute(キュート)」のメンバーが総出演する映画「王様ゲーム」(鶴田法男監督)の完成披露イベントが9日、スペースFS汐留(東京都港区)で行われ、メンバー総勢12人が登場した。両グループ全員が映画に出演するのは今回が初めてで、イベントではグループの“自慢大会”に。「℃-ute」のリーダーの矢島舞美さんが「団結力とチーム力が強い」と言うと、負けじと「Berryz工房」のキャプテン・清水佐紀さんも「いやいや、(ベリーズも)団結力は負けないですよ」などと火花を散らしていたが、最後に清水さんが「よき仲間であり、ライバルでもある」とまとめ、会場を沸かした。
ウナギノボリ
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映画は同名の大人気ケータイ小説が原作で、とある高校を舞台に“王様”からの命令に翻弄(ほんろう)されるクラスの物語を描くサスペンスホラー。主人公の女子高生・智恵美役を演じる「Berryz工房」の熊井友理奈さんは、約8年ぶりの映画出演に「食欲がなくなるほど緊張した。プレッシャーがすごかった」とコメント。見どころについて、「原作と違った映像での楽しみ方があると思う。みなさんにハラハラドキドキしてほしい」とアピールした。
また、自分が王様だったらメンバーにどういう命令を出すかという質問に熊井さんは、「私、身長が高いんで、私以外のメンバーに背を高くなってもらって、私が一番小さくなりたい」とむちゃな注文で他のメンバーを笑わせた。イベントには共演者の桜田通さん、佐藤永典さん、鶴田監督も登場した。映画は12月17日から全国で順次公開予定。(毎日新聞デジタル)
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