家政婦のミタ:最終回を放送 最後にミタが笑顔を見せた

21日に放送された最終話「家政婦のミタ」の一場面=日本テレビ提供
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21日に放送された最終話「家政婦のミタ」の一場面=日本テレビ提供

 女優の松嶋菜々子さんが主演し、今年のドラマで最高の視聴率を記録し話題となった「家政婦のミタ」(日本テレビ系)が21日、最終回を迎えた。“笑わない家政婦”の三田が最後笑うかを含め結末が注目されていたが、最後の業務命令として阿須田家の父・恵一(長谷川博己さん)が三田に「笑ってほしい」と懇願。三田が阿須田家の家族に見守られながら最後に食卓で涙ぐみながらほほ笑んだ。

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 ドラマは、松嶋さん演じるスーパー家政婦の三田灯(みた・あかり)が、母親を亡くし、4人の子供と父親が家庭崩壊の危機に直面している阿須田家に派遣され、さまざまな問題に直面するというストーリー。ちょっと頼りない阿須田家の4児の父・恵一を長谷川さん、長女の結を忽那汐里さん、長男の翔を中川大志さん、次男の海斗を綾部守人さん、末っ子の希衣を本田望結ちゃんがそれぞれ好演した。第8話(11月30日放送)で今年一番の視聴率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、女優の宮崎あおいさん主演で人気を博した08年のNHK大河ドラマ「篤姫」の29.2%を超える快挙を成し遂げた。

 最終話は阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と懇願された三田が「承知しました」と返事をしたことを聞いた恵一は耳を疑う。恵一はすぐに結婚は考えられなかったものの、子供たちのためにも「ずっと家にいてほしい」と頼む。三田は、阿須田家の“母親”になった。そんなとき、恵一が食事中に倒れ、入院してしまう。阿須田家は、しばらく三田と子供たちだけの生活になる。しかし三田が母になって以来、子供たちの周りで不運なことが次々と起こり、阿須田家には不穏な空気が漂う。困惑を深める子供たちは、三田が家を乗っ取るつもりではないかと疑い始める……というストーリーだった。最終話放送前の午後9時からは特別番組「さよなら『家政婦のミタ』特別版」が放送された。(毎日新聞デジタル)

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