家政婦のミタ:主題歌100万DL突破、「着うた」初首位 ドラマ人気で異例のロングヒット

斉藤和義さんの「やさしくなりたい」のジャケット
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斉藤和義さんの「やさしくなりたい」のジャケット

 最終回で平均視聴率40.0%という驚異的な数字をたたき出した連続ドラマ「家政婦のミタ」の主題歌で、斉藤和義さんが歌う「やさしくなりたい」(ビクターエンタテインメント)の総ダウンロード数が累計100万回を突破したことが22日、明らかになった。「着うたフル」の配信でも、21日付レコチョクデイリーランキングで、10月26日のリリースから約2カ月を経て初めてデイリー1位を獲得。“ミタ人気”が追い風となり、斉藤さんにとっては昨年の「ずっと好きだった」に続く異例のロングヒットとなった。

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 ドラマは、松嶋菜々子さん演じる笑わない冷徹な家政婦の三田灯(みた・あかり)が、母親を亡くし、4人の子供と父親が家庭崩壊の危機に直面している阿須田家に派遣され、さまざまな問題に直面するというストーリー。喜怒哀楽を示さず業務命令なら「承知しました」の一言で犯罪行為に及ぶまで、何でもやってしまう三田の振り切れたキャラクターが受け、平均視聴率は初回から19.5%と好調なスタートを切り、第5話以降は20%超を維持。21日の最終話では驚異の40%台を獲得し、午後11時から4分間には瞬間最高となる42.8%をマーク。主題歌が流れたタイミングでも42%台を記録した。

 「やさしくなりたい」は、斉藤さんが「(ドラマは)いろいろなものを失った人たちの再生がテーマと聞いたので、それを意識して作った。シリアスな部分も多いドラマなので、その中で僕の歌が少しでも救いの要素になれば」とドラマのために書き下ろした新曲。ドラマのラストに、絶妙なタイミングで流れる印象的なギターと歌声、「愛なき時代に生まれたわけじゃない」「強くなりたい、やさしくなりたい」といったストレートに心に響く歌詞が物語にフィットしていると評判を呼び、ドラマを盛り上げる上で欠かせない楽曲となっていた。(毎日新聞デジタル)

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