「全日本国民的美少女コンテスト」での入賞がきっかけでデビューしたオスカープロモーション所属の若手女優、宮崎香蓮さん(18)が、初めて着たという白の振り袖姿でインタビューに応じた。「帯をギュッと締めると、肋骨がギュッと締まって、また1年頑張ろうと気合いが入ります。お花がいっぱいあるのがすごく可愛いなと思います」と振り袖を見せながら笑顔で語った宮崎さんに、11年の思い出と12年の抱負について聞いた。(毎日新聞デジタル)
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11年は、ドラマ「家族法廷」(BS朝日)の桑島由加役でレギュラー出演したものの、生活の中心は高校での勉強だったといい、漢字1文字に例えると「ちょっとネガティブかもしれないんですけれど、『耐』という字ですかね。高校最後の年ということで、やりたいことを少し我慢しての勉強という生活でした」と苦笑しながら振り返った。得意な科目は英語で、苦手なのは「日本史が……ちょっと(笑い)。面白いとは思うんですけれど、なかなか点数になりませんでした」と恥ずかしそうに明かした。「大河ドラマは『篤姫』(08年)から見始めて、『龍馬伝』(10年)も『江』(11年)も見てました。『いつか絶対出る!』と思って、耳にピアスの穴も開けないようにしています!」と夢を語る。
長崎県を拠点としていた宮崎さんだが、12年は上京するといい、「東京でお仕事を頑張りたいと思っています。大学への進学も考えているんですけれど、勉強との両立をしながら、たくさんのことを吸収したいなと思っています」と熱く語った。「本をたくさん読んだり、美術館にたくさん行きたい。演技のお仕事もたくさんしていきたいと思っています」と目を輝かせ、「今年も自分らしく、しっかりと頑張っていきたいと思っていますので、どうぞ皆さん、応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけていた。
<プロフィル>
93年11月20日生まれ、長崎県出身。第11回「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。08年に映画「チェスト!」ヒロイン役で女優デビュー。趣味はバレエ、犬の散歩、パソコン、特技はトランペット、誰とでもすぐに友だちになれること。11年は、連続ドラマ「家族法廷」(BS朝日)の桑島由加役でレギュラー出演。JCB「LINDA」のCMなどに出演、東京都水道局の「Tokyo Water Life」のイメージキャラクターを務めている。