久住小春:異例の速さで「CanCam」単独表紙デビュー 目標のモデルは“エビちゃん”

「CanCam」3月号で単独表紙デビューを果たした久住小春さん
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「CanCam」3月号で単独表紙デビューを果たした久住小春さん

 「ドリームモーニング娘。」のメンバーで、人気ファッション誌「CanCam」(小学館)の11年11月号から専属モデルとして活躍中の久住小春さんが、23日発売の同誌3月号で単独表紙を飾ることが明らかになった。専属モデルになってからわずか4カ月で単独表紙デビューするのは異例の速さといい、その心境を久住さんは「とてもびっくりしました。ありがたいです。読者に感謝ですね」と喜びを語り、「これからも号を重ねていくごとに『さらによくなった』といわれるようになりたい。今年中にまた表紙を飾りたい」と意欲を燃やしている。

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 小学生のころから「CanCam」を愛読していた久住さんにとって「CanCam」に登場するのは夢だったという。アイドルグループ「モーニング娘。」として活動していた久住さんは09年12月に開催された「モーニング娘。」のツアー最終公演をもって「モデルに挑戦するなど、やりたいことに向かって進んでいきたい」と同グループとつんく♂さんが総合プロデュースするアイドル集団「ハロー! プロジェクト」を卒業した。そして約2年後の11年の同誌8月号で10ページ連続のモデルデビューを果たし、その反響の高さから11月号で専属モデルに抜てきされ、登場早々「好きなコーディネートランキング」で1位を獲得するなど読者からの人気を集め着実にモデルとしてのキャリアを積んでいる。

 モデルの仕事も順風満帆に見える久住さんだが最初は「不安もあった」と明かす。「初めての撮影でうまくいかない部分もあって。カメラマンさんからいわれるポージング、見せ方の期待に応えられなかったりとか……私、大丈夫かなっていう気持ちでした」と話す。しかし、「1日の撮影でたくさん服を着るからかなり経験が積めるんです」と話す通り、最近はモデルとしての仕事にも慣れてきて「写真をパソコンでチェックするんですが、自分でも納得いく写真、満足できる写真が増えてきた」と笑顔を見せた。現場の雰囲気も“自由”で同じくらいの年のスタッフに囲まれ、「今までにない感覚。今までは言われたことをきっちりやるという感覚だったけれど、今は一緒に作っていく感じ」とモデルの仕事を満喫している様子だ。

 久住さんが目標としているモデルは「CanCam」のお姉さん系雑誌「AneCan」で専属モデルを務める“エビちゃん”こと蛯原友里さん。「モデルという仕事をやっていくうちに『エビちゃんはすごいな』とますます思いました。ポーズや表情が全部可愛くてハズレがない。バリエーションもあって何をしてても可愛い」と目を輝かせる。どんなモデルになりたいかと聞くと、「どの写真も可愛いモデル、全部当たりのモデル」という答えが返ってきた。「ローフードマイスター1級」などの資格を持つ久住さんは“健康オタク”としても知られるが「何でも究めたい、何でも知りたくなっちゃう」性格という。今はモデルとして雑誌、特に「AneCan」を熟読、ポージングや表情を研究中というが久住さんは「エビちゃんはモデルを究めている人。そういうふうになりたい」と力を込めた。「CanCam」3月号は23日に発売された。(毎日新聞デジタル)

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