豪メルボルンの犯罪一家の絆と、そこに放り込まれた少年の葛藤を描く「アニマル・キングダム」(デビッド・ミショッド監督)が21日公開された。サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドラマ部門グランプリのほか、各国の映画祭で絶賛されている作品だ。最後の最後まで、少年の選択をハラハラしながら見守ることになる。
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80年代の豪メルボルンが舞台。17歳のジョシュア(ジェームズ・フレッシュビルさん)は母親の急死で、長い間つきあいを避けていた祖母の家に引き取られた。祖母のジャニーン(ジャッキー・ウィーバーさん)と長男のアンドリュー(ベン・メンデルソーンさん)をはじめとする3人のおじさんたちは、銀行強盗や麻薬売買で生計を立てている犯罪一家。やがてジョシュアは家にも慣れてガールフレンドを連れてくる。凶悪犯罪を追う刑事ネイサン(ガイ・ピアースさん)たちは、一家の長男アンドリューに目をつけて追っていた……という展開。
少年ジョシュアがワルたちの環境に染まっていくというよりも、いつのまにか巻き込まれていくさまがリアルでハラハラさせられる。ジョシュアの気持ちを繊細に描き出し、彼の葛藤に寄り添う刑事ネイサンの心の動きもまた、ピアースさんのナイーブな芝居によって事細かに映し出されている。すべての役者の芝居が心のひだをうまく描いており、中でも犯罪一家の元締めの役目を果たす祖母を演じたウィーバーさんのすごみにはホレボレする。彼女は今作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、いまオファーが殺到しているらしい。この祖母にワル息子たちも「ママ、ママ」ってすりより……なんともほほ笑ましい(?)。こういう絆こそガッチリと固く結ばれていて断ち切りにくいのだろう。本作で長編デビューしたミショッド監督にもオファーが殺到しているらしい。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
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