日本テレビ:1月の視聴率「四冠王」を獲得 社長は年度トップへ意欲

 日本テレビは30日、今年1月(2~29日)の月間視聴率「四冠王」(今年度4回目、2カ月連続)を獲得したと発表した。大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の効果もあり、昨年は年間視聴率3冠王を8年ぶりに獲得しており、今年も1月から幸先のいいスタートを切った。同日行われた定例会見に出席した大久保好男社長は、「これから3月の年度末まで、年度の視聴率争いが次のテーマ。11年度の視聴率においてもトップを奪還したい」と意欲を見せた。

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 同局は今月、全日(午前6時~深夜0時)で9.1%(1位)、プライム(午後7時~同11時)で13.3%(1位)、ゴールデン(午後7時~同10時)に13.4%(1位)、ノンプライム(午前6時~午後7時、午後11時~深夜0時)も7.9%(1位)(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と、月間視聴率4冠を達成。3日の「第88回東京箱根間往復大学駅伝競走復路・第2部」(午前7時50分~午後2時18分)の28.5%を筆頭に、年始特番やレギュラー番組なども好調だった。

 年間視聴率3冠王を獲得したことによる収益増について、大久保社長は「視聴率が直ちに営業に結びつくという業界ではない。半年、1年先に、視聴率が収益に結びつくものと期待している。そのためには3冠王を1年にとどまらせてはいけない。トップをとり続ける局であるという定着が大事だと思っている。きちんとしたいい番組を作り、視聴率で結果として表れることが、結果に結びつくと思っている」とコメントした。(毎日新聞デジタル)

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