20日発表された18、19日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、 「ガタカ」(97年)でデビューしたアンドリュー・ニコル監督の最新作「TIME/タイム」が、全国427スクリーンで17日に公開され、土日成績は約20万3000人を動員、興行収入は約2億8000万円で初登場首位を獲得した。公開3日間成績は動員約26万1000人、興行収入約3億5000万円だった。前週1位でスタートした「ドラゴン・タトゥーの女」は2位にダウン。「ALWAYS 三丁目の夕日’64」も3位にダウンしたが、5週目の累計成績は動員約200万人、興行収入25億円を突破した。また、4週目を迎えた5位「麒麟の翼−劇場版・新参者−」は累計動員100万人を突破した。
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4位には米俳優のトム・ハンクスさんとサンドラ・ブロックさんのアカデミー賞受賞コンビが共演する新作「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が初登場。全国309スクリーンで公開され、約7万4000人を動員し、興行収入は約9500万円となった。のりつけ雅春さんの人気マンガを、俳優の松田翔太さんとモデルで女優の佐々木希さんの出演で映画化した新作「アフロ田中」は10位にランクイン。全国72スクリーンで公開され、約2万人を動員し、興行収入約3330万円となった。
「TIME/タイム」は、「すべての人間の成長は25歳で止まり、“余命の時間”が通貨となる」という近未来の斬新な設定とスリリングな展開が大きな話題を集めている米国のアクションサスペンス映画。富裕層は永遠に生きられるが、貧困層は寿命のために働き続けなければならないという格差社会の謎に、ジャスティン・ティンバーレイクさん演じる主人公が挑む。アマンダ・セイフライドさん演じるヒロインの日本語吹き替えには、“今日本で最も輝く25歳”として、人気アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子さんが挑戦している。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、アメリカ同時多発テロで最愛の父親を亡くした少年の再生と希望を描いたジョナサン・サフラン・フォアさんのベストセラー小説を映画化。映画初出演のトーマス・ホーンさんが主人公のオスカーを演じ、ハンクスさんは父親役、ブロックさんは母親役で出演しており、第84回アカデミー賞作品賞などにノミネートされている。「アフロ田中」は、彼女いない歴24年、強烈な天然パーマでアフロヘアの主人公が、彼女をつくろうと奮闘する姿をコミカルに描く。お笑いコンビ「インパルス」の堤下敦さん、田中圭さん、辺見えみりさん、リリー・フランキーさんらが出演している。(毎日新聞デジタル)
1位 TIME/タイム
2位 ドラゴン・タトゥーの女
3位 ALWAYS 三丁目の夕日’64
4位 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
5位 麒麟の翼−劇場版・新参者−
6位 はやぶさ 遥かなる帰還
7位 逆転裁判
8位 日本列島 いきものたちの物語
9位 海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
10位 アフロ田中
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