お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが13日、作家志望の青年が文豪の幽霊たちと繰り広げる騒動を描いたコメディー映画「ゴーストライターホテル」(伊東寛晃監督)の公開直前イベントに特別ゲストとして登場。“文豪マニア”として大好きな“太宰治風”着流し姿で現れた又吉さんは、映画を10倍楽しむための文豪講座を開き、又吉さんはイベント中にスクリーンに映し出されたほおづえをついた太宰の写真を「携帯の待ち受け画面にしてます」「桜桃忌には毎年行ってます」と語るなど、太宰愛トークを披露した。
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「ゴーストライターホテル」は、文豪の幽霊たちと作家志望の青年が繰り広げる騒動を描いたコメディー映画。俳優の阿部力さんが演じる小説家を目指す内海は、かつて日本文学界を代表する文豪たちがお忍びで宿泊し、数々の名作を書き上げていた老舗ホテル「本天堂ホテル」に一発勝負をかけて執筆にやってくる。しかし、そこは、文学史に残らなかった幻のボツ原稿が眠っている文豪たちの幽霊がさまようホーンテッド・ホテルだった……というストーリー。ゴーストになって登場する、夏目漱石を世界のナベアツさん、江戸川乱歩をカンニング竹山さんが演じ、内海の妻役として栗山千明さん、内海のライバル役に池田鉄洋さん、そのアシスタント役に鈴木亜美さんも出演する。17日から公開予定。
又吉さんは、「なんなら映画に出たかった」と残念がりながらも、映画で太宰を演じたお笑いコンビ「フルーツポンチ」の村上健志さんについては、「絶妙やなって。雰囲気も似てますしね」と絶賛。一方「別人ですね むきだしのケンコバさんやないですか」と語ったケンドーコバヤシさんが演じた宮澤賢治については、20代前半に熱が出て精神的にも病んでいたときに「当時の彼女に『雨ニモ負ケズ』を朗読してくれって言って、読んでもらったら涙がぽろぽろ出てきて、病気も治った」というエピソードを披露した。
イベントには、主演の阿部さんと森鴎外を演じるお笑いコンビ「かたつむり」の林大介さんも出席し、又吉さんの文豪トークに「すごい勉強になりました」と感心していた。(毎日新聞デジタル)
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