公開中の3Dホラー映画「貞子 3D」(英勉監督)の舞台あいさつが19日、東京都内で行われ、主題歌を担当している4人組バンド「シド」と英監督が登場。同作は世界公開が決まっており、英監督は「シドのメンバーに貞子を入れて、一緒にアジアツアーとか回ってほしい」とリクエストすると、「シド」のメンバーは「いいですね」と乗り気の様子。さらに、あいさつの最中、サプライズで貞子が現れると、メンバーは大喜びで、一緒に“貞子ポーズ”で写真撮影するなど、異色の交流を楽しんだ。
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「シド」は、ボーカルのマオさんとギターのShinjiさん、ベースの明希さん、ドラムのゆうやさんの4人組。03年からライブ活動などを中心に活動し、08年10月にシングル「モノクロのキス」でデビュー。その後も、次々にヒット曲をリリースし、10年12月に東京ドーム公演を開催。4万人を動員し、名実ともにトップバンドの仲間入りを果たす。今回の主題歌「S」は映画をイメージして書き下ろしたという。主題歌が決まった時のことを聞かれたマオさんは「ずっと見てきたシリーズなのでうれしかった」と振り返り、明希さんは「すごいプレッシャーだったが、できてみると良い曲ができた」と胸を張った。
「貞子3D」は、Jホラーの代名詞である大ヒットホラー映画「リング」(98年)の原作者・鈴木光司さんによる新たなオリジナルストーリーで、“呪いのビデオ”ならぬ“呪いの動画”で登場人物たちが恐怖に包まれていくさまを描いている。主演は、初めてのホラー映画出演となる女優の石原さとみさんが務め、俳優の瀬戸康史さん、染谷将太さん、山本裕典さん、田山涼成さんらが出演している。(毎日新聞デジタル)
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