上戸彩:嵐・二宮と12年ぶり共演に「ワクワクドキドキ」 「24時間テレビ」SPドラマ

日本テレビ提供
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 女優の上戸彩さんが、チャリティー番組「24時間テレビ35 愛は地球を救う」(日本テレビ系)内で放送される人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演のスペシャルドラマ「車イスで僕は空を飛ぶ」にヒロイン役で出演することが23日、明らかになった。二宮さん演じるチンピラ崩れの主人公・長谷部泰之が入院中に出会う売店の女性・加藤久実役で、上戸さんは二宮さんとの12年ぶりの共演に「ワクワク、ドキドキ、楽しみでいっぱいです。二宮さんは、『ここは、こう演じるだろうな~』とか『ここは、こう演じてくれるのか?』などと思いながら、台本を読んでいます」と心待ちにしている。

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 カウンセラーの長谷川泰三さんの書籍「命のカウンセリング」(あさ出版)が原作で、チンピラ崩れの“ダメ男”が人生を見つめ直し、再生していく物語。泰之(二宮さん)はチンピラ同士のトラブルの末、脊髄(せきずい)を損傷し、車イス生活を余儀なくされる。絶望の中、泰之は幼い石井大輔(鈴木福君)と売店の店員・久実(上戸さん)、同じ脊椎損傷の車イスの青年らに出会い、次第に打ち解けていく。彼らとの出会いから泰之は真剣にリハビリに取り組み始める。だが大輔に残された命はあとわずか。さらに久実も突然、病院から姿を消してしまう。やがて退院した泰之は、母・はる子と2人暮らしを始めるが、はる子が過労で倒れてしまう。「存在自体が迷惑な自分」に嫌気がさした泰之は自殺を決意する……という内容。

 一見、天真らんまんな性格だが、悲しい過去を持つ女性という役どころに上戸さんは「同じ女性として、共感できたり、感情移入することができる女性ではないかと思っています」と語り、「最後まで頑張りますので、楽しみにしていてください」と気合十分だ。

 また、泰之の母・はる子役には薬師丸ひろ子さんが決定。母親として一人前になれない、どこかダメな女性で、息子が下半身不随になったことをきっかけに、ぶつかり合いながら母親として成長していく姿を演じる。ドラマでは、泰之とはる子の親子関係が最大の見どころであり、息子役の二宮さんとの初共演に薬師丸さんは、「二宮さんが10代のころからの出演作品を見ていて、『いつかご一緒できたら』と思っていましたので、今回、一緒にお芝居をしているのが、本当に楽しくて、ワクワクした気持ちでやらせていただいています」と素直に喜んでいる。

 さらに、「前に二宮さんの幼少時代の役をやったことがあるので、今度は一緒にお芝居をできるので楽しみ」と語る福君のほか、池松壮亮さん、光石研さん、安田顕さんらが出演する。ドラマは、日本テレビ系で8月25、26日に放送の「24時間テレビ35 愛は地球を救う」内でオンエアされる。(毎日新聞デジタル)

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