ONE PIECE:新たに作画した2時間スペシャルを8月に放送 ナミのエピソードがよみがえる

アニメ「ONE PIECE」のビジュアル (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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アニメ「ONE PIECE」のビジュアル (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」(フジテレビ系)の2時間スペシャル番組「ONE PIECE エピソード オブ ナミ 航海士の涙と仲間の絆」が8月25日午後9時からの「土曜プレミアム」で放送されることが明らかになった。“麦わらの一味”の航海士ナミの初期のエピソードが、新たな作画で描かれる。

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 「ワンピース」は尾田さんが97年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載し、コミックスの累計発行部数は2億6000万部以上という大ヒットマンガ。手足が伸びるゴムのような体の少年ルフィが、海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、ナミら仲間と大海原を冒険する……という物語で、テレビアニメは99年から放送されている。

 「エピソード オブ ナミ」は、ルフィがナミと行動を共にするようになったころの物語。数々の冒険を乗り越えたルフィとナミは絆を深めるが、ある戦いの途中でナミはルフィの船「ゴーイング・メリー号」を奪って逃亡する。ルフィたちはナミを追い、「東の海(イーストブルー)」の賞金首アーロン率いる海賊団が支配するココヤシ村で、ナミとアーロンたちとの関係が明らかになる……という展開。所勝実監督が手がけ、脚本を上坂浩彦さん、キャラクターデザインを中谷友紀子さん、美術を渡辺佳人さんが担当する。

 同番組の柴田宏明プロデューサーは「エピソード オブ ナミ」に描かれるエピソードを「週刊少年ジャンプ」誌上で読んでいたといい、「私は恥ずかしいくらい泣かされまくり、『早くこのエピソードをアニメにしたい!』と燃えました。あのころ自分が味わった感動を、装いも新たにみなさんにお届けいたします」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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