ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
1巻が発売されたコミックスの中から、編集部と書店員のお薦めマンガを紹介する「はじめの1巻」。今回は、「花とゆめ」(白泉社)で連載、名門校に通う個性派小学生たちが巻き起こすドタバタを描いたトビナトウヤさん作画、ハラダカケルさん原作のコメディーマンガ「ろっぱん!!」です。
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東京都内有数の名門校・私立銀河系学園初等部の5年2組。その中であまりお坊ちゃま、お嬢ちゃまではない男子5人、女子1人で構成された6班は、ある日、超ハイテンションの班長・与儀桃の思いつきで、給食に出てくるニンジンをクラスのみんなが残さず食べられるようにと、作戦会議を開く。そして6人はニンジンを知るためにニンジンの着ぐるみを着ることにして……。
聞いた話では、元々は男子高校生たちが楽しくワイワイする話を作ろうという企画だったそうです。でもトビナ先生が「もっとバカバカしく!」と考えていくうちに「だったら恋愛もいらないから高校生より中学生で……」→「おバカな男の子だったら中学生より小学生で……」となり、今のような形になったらしいです。これも聞いた話ですが、ちょうどその頃、編集部の皆が映画「忍たま乱太郎」を見ており、子供ならではの魅力を生かした作品を「花とゆめ」でやってみたいと思っていたとかいないとか。
その頃、トビナ先生は、増刊「ザ花とゆめ」の方で「JIUJIU−獣従−」というファンタジーを描いていたのですが、逆にこちらはもっとシンプルに何も考えずに笑えるようなものを作ろうということになりました。そこでどうやらギャグが得意なハラダ先生に原作をお願いしたらしいです。
お気づきの通り僕は2代目担当です。そんな僕でも読者同様すぐに作品に入り込むことができました! 基本、読み切り形式で必ず笑えて心が温かくなる。ひと目見れば大好きになれる個性的な、いや、個性的過ぎるキャラたち(笑い)。僕自身が身をもって経験したように、いつ、どこで、どんな時に読んでもすぐにのめり込める作品です!
単なる仲良しじゃない、すごく付き合いがいい仲間たち。元気いっぱいの班長・桃が次々に発案する遊びに巻き込まれてしまう6班のメンバーは、チャンスさえあれば男子を蹴る桜、ずっと寝てるだけの桃の親友・焔(ほむら)など超個性的。
学校帰りに「おままごとしよう」と言い出す桃だけど、実は両親が外国にいて誕生日にも1人なのが寂しかったからとか。しんみりする場面もあって、余計にハイテンションが際立ってます。
何かと言うと登場する着ぐるみやコスプレが本当に可愛くて、ココも見逃せない面白さのポイントです。
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2024年12月25日 05:00時点
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