この世界の片隅に:「夕凪の街 桜の国」作者のマンガ 劇場版アニメを検討

アニメ「この世界の片隅に」のポスター
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アニメ「この世界の片隅に」のポスター

 戦時下をひたむきに生きた人々の暮らしを描き、昨年北川景子さん主演でドラマ化もされたマンガ「この世界の片隅に」のアニメ化の企画が進んでいることが明らかになった。関係者によると、劇場版アニメ化を目指しているが、公開時期などは決まっていないとしている。04年の「文化庁メディア芸術祭」でマンガ部門の大賞を受賞し、 麻生久美子さん主演で映画化もされて話題になったマンガ「夕凪の街 桜の国」の作者・こうの史代さんの作品だ。

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 「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で07~09年に連載されたマンガで、09年の「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞している。絵を描くのが好きな女の子のすずは、子供のころに1度だけ会った人に嫁いで広島に近い呉で新しい生活を送るが、戦争がすずのささやかな世界に暗い影を落とそうとしていた……というストーリーだ。

 アニメの監督と脚本は、「ブラック・ラグーン」「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直さん、アニメーション制作は「坂道のアポロン」のMAPPAが担当するという。(毎日新聞デジタル)

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