ワンピース エッグヘッド編
第1153話 時代のうねり!ルフィを導く覇王色
12月14日(日)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、大ヒットマンガが原作の「キングダム」です。NHKの斉藤健治チーフプロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
−−作品の概要と魅力は?
アニメ「キングダム」は、秦の始皇帝による中華統一前の乱世の物語であり、これまでスポットの当たっていない春秋・戦国時代を描いた初のアニメ作品です。
物語では「戦国の七雄」と呼ばれる七大国(斉・楚・秦・燕・韓・魏・趙)が覇を競い、激しい争いを繰り広げます。しかし、戦場にかりだされた男たちは貴賤など関係なく、己の実力ではい上がっていくことが可能な時代でもありました。アニメでは、“必ずはい上がってみせる”という精神を持った武人たちの姿を、壮大なスケールで描いています。
−−アニメにするときに心がけたことは?
人間の欲望がむき出しになった合戦(戦闘)シーンは、原作の大きな魅力の一つです。その迫力を損なうことなく、アニメという手法を駆使してダイナミックに表現することに一番気を配りました。
また、“武人たちが己の存在のすべてを懸けて戦う姿”に、現代を生きる人々がしっかりと感情移入できるよう、脚本制作にも時間をかけています。
−−作品を作るうえで大変だったことは?
キングダムの舞台は、今からおよそ2300年前の中国。日本では弥生時代にあたります。そのため、資料はほとんど残っていません。よって、誰も見たことのない当時の風景や建築の色、そしてそこに息づく音など、原作では描かれない部分を、アニメでは表現しなければならないのです。作品の制作開始当初、監督の神谷さんをはじめ、各スタッフたちは頭を抱えていました……。
−−今後のみどころは?
戦を決する要素のひとつが戦略です。少しのほころびが命取りとなる状況下で、陰でそれを動かす戦略は、戦の要そのものでした。今後のアニメ「キングダム」では、武将や策士たちの戦略と駆け引きを息詰まる演出で表現するとともに、この時代を底辺から動かす「思想」のあり方も丁寧に描いていきます。
−−今後の展開、ファンへ一言お願いします。
このアニメは、戦乱の時代を自らの知力と戦力で生き抜いた英雄たちと、その陰でつつましく生き抜いた名もなき人々の物語です。夢を目指しはい上がっていく主人公・信の成長と今後の活躍、ぜひご期待ください!
NHK チーフプロデューサー 斉藤健治
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」に登場する冨岡義勇をイメージしたセットリン…
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で1995~2000年に連載された西条真二さんのマンガ「鉄鍋のジャン!」が2026年にテレビアニメ化されることが話題になっている。シリーズ累計…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された権平ひつじさんのマンガが原作のテレビアニメ「夜桜さんちの大作戦」の第2期が、MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で2026年…
アニメ「マクロス」シリーズなどで知られるアニメ制作会社・サテライトの設立30周年を記念したイベント「SATELIGHT 30th Anniversary SATEFES!」が、立…
電撃文庫(KADOKAWA)の人気ライトノベルが原作のアニメ「魔法科高校の劣等生」の劇場版アニメ「魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」がBS11で2026年1月1日深夜0時に放送さ…
2025年12月16日 08:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。