お笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣さんが27日、東京都内で行われた自著の発売記念イベントに登場。10年1月から一時、芸能活動を休止し11年1月に復帰した柴田さんにとって復帰後、初の単独イベントで、相方の山崎弘也さんとは「約2年くらいは一緒に仕事をしていない」というが、よく連絡を取っているといい不仲説を否定。「コンビでの活動もそろそろしたいな、と。漫才くらいからやりたい」と語ったが「みんなには期待してほしくない。満を持してじゃなく、『あ、いるな』という感じで復活したい。ハードル上げないで」と、苦笑いした。
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イベントは、柴田さん執筆の動物トリビア本「アンタッチャブル柴田英嗣の日本一やかましい動物図鑑2」の発売記念読者サイン会で、「(活動休止した)あの日以来ですね、こんなに囲まれたのは。その節はお世話になりました」とあいさつした柴田さんは「1年かけてじっくりと調べて書いた本。好評だったらまたやりたいけれど、また休まなきゃ(笑い)」と自虐的に本を紹介した。第3弾については「まだ早いんじゃないですか? これが何百万部も売れるんなら考えますが、あくまで芸人として頑張りたい」と語った。
芸人としての仕事について、柴田さんは「個人の仕事はぼちぼち。事件を起こすと思われているのか、現場に呼んでもらえない。でも、こういうイベントをきっかけに現場にも呼ばれるようになりたい」と現状を語った。山崎さんには「本はまだ読んでもらっていない。早く読んでほしい」と笑い、コンビ復活の時期については「あっち(山崎さん)が忙しいから……。一緒に入れてもらえればいいけれど、お休みの時に全部やめちゃったんで、そんなわけにはいかない」といい、何度も「ハードルを上げないで」と報道陣に懇願していた。
本は、動物園巡りが趣味だという動物マニアの柴田さんが、さまざまなトリビアを織り交ぜながら動物たちにツッコミをいれていくという内容。動物のほか「アンジャッシュ」の児嶋一哉さん、「響」の長友光弘さん、「デンジャラス」のノッチさんを珍獣に見立てて面白おかしく観察するコーナーもある。発売中で1470円。イベントには約70人のファンが集まった。(毎日新聞デジタル)
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