映画興行成績:「スマイルプリキュア!」初登場首位 「終の信託」は5位

「映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」の初日舞台あいさつに登場した(左から)西村ちなみさん(キュアビューティ)、金元寿子さん(キュアピース)、福圓美里さん(キュアハッピー)、大谷育江さん(キャンディ)、田野アサミさん(キュアサニー)、井上麻里奈さん(キュアマーチ)
1 / 1
「映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」の初日舞台あいさつに登場した(左から)西村ちなみさん(キュアビューティ)、金元寿子さん(キュアピース)、福圓美里さん(キュアハッピー)、大谷育江さん(キャンディ)、田野アサミさん(キュアサニー)、井上麻里奈さん(キュアマーチ)

 29日発表された27、28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版最新作「映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」が全国172スクリーンで公開され、約17万3000人を動員し(興行収入約1億9300万円)、初登場首位を獲得した。周防正行監督の最新作「終の信託」は、全国264スクリーンで公開され、動員約5万人(興行収入約5800万円)で初登場5位と好スタートを切った。客層は、男女比64:36と男性が上回り、終末医療というテーマから、40~50代を中心に動員している。

あなたにオススメ

そのほか新作は、石ノ森章太郎さんの未完の傑作SFマンガを劇場版アニメ化した「009 RE:CYBORG」が8位。全国125スクリーンで公開され、動員約4万人、興行収入約7000万円だった。ベン・アフレックさんが監督と主演を兼任し、79年に実際に起きた、イランでのアメリカ大使館人質事件を基にした映画「アルゴ」は10位。全国115スクリーンで公開され、動員約4万人、興行収入約5000万円だった。

 「スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」は、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身して活躍するアクションファンタジー。今回はキュアハッピーこと星空みゆきらがチグハグになった絵本の世界を救うために活躍する姿を描いている。「終の信託」は、「Shall we ダンス?」以来、16年ぶりに草刈民代さんと役所広司さんが共演。現役弁護士の朔立木さんの同名小説が原作で、重度のぜんそく患者と恋に落ち、彼の願いから延命治療を止めた行動を殺人だと検察に追及される女医のストーリーで、生死を賭した純愛と、終末医療の現場で起きている問題も描いている。

 「009 RE:CYBORG」は、2013年の現代を舞台に、散り散りになっていたゼロゼロナンバーサイボーグたちが再結集するという内容。「アルゴ」は、革命が吹き荒れるイラン・テヘランで、過激派がアメリカ大使館を襲撃、52人を人質にとり、アメリカに逃げた前国王の引き渡しを要求。絶望的な状況を打破するため、CIAの人質奪還のプロ、トニー・メンデス(アフレックさん)が意表をついた救出作戦を思いつく……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

1位 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!

2位 エクスペンダブルズ2

3位 ツナグ

4位 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

5位 終の信託

6位 ロラックスおじさんの秘密の種

7位 アウトレイジ ビヨンド

8位 009 RE:CYBORG

9位 神秘の法

10位 アルゴ

映画 最新記事