ゴルゴ13:毎日新聞朝刊に異例の描き下ろしマンガ掲載

(C)さいとう・たかを
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 さいとう・たかをさんの人気マンガ「ゴルゴ13」の第527話「ペルシャ湾危機(クライシス)」のプロローグが8日の毎日新聞朝刊に4ページにわたって掲載されている。全国紙の朝刊に描き下ろしのマンガが掲載されるのは極めて異例のことで、続きとなる本編は、9日発売の「ビッグコミック」(小学館)22号の巻頭に掲載され、物語に毎日新聞社(東京都千代田区)と岸井成格主筆が実名で登場する。

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 「ゴルゴ13」は、68年に「ビッグコミック」で連載を開始したロングセラー作品で、天才的な腕前のスナイパーが、依頼人から持ち込まれた任務を冷徹に遂行する……という内容。コミックスの累計発行部数は2億部を超える。今回のコラボレーションは、毎日新聞が今年、創刊140周年を迎え、「ビッグコミック」が来年、創刊45周年を迎えることを記念して行われ、8日の毎日新聞朝刊には描き下ろしのマンガのほか、「ゴルゴが撃った変わったもの」のベスト5などを紹介。同内容は、8日午後1時半からニュースサイト「毎日jp」でも公開される。

 「ペルシャ湾危機」のプロローグは、毎日新聞のイラン・テヘラン特派員の兵藤がイランでデューク東郷を見かけるところからスタートする。本編は、デューク東郷のイランでの行動が米大統領選やイラン核問題と関連していることが明らかになってくる……という展開。同エピソードは「ビッグコミック」で3回にわたって掲載される。(毎日新聞デジタル)

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