ガンプラW杯:日本代表候補出そろう 前王者2人もノミネート 25日に代表決定へ

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 アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の世界一の作り手を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2012」の日本代表決定戦に出場する最終候補作品が、22日から東京・秋葉原の「UDX AKIBA_SQUARE」で開催されているイベント「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2012」で発表された。会場には、15歳以上が応募できるオープンコースの候補25作品と14歳以下のジュニアコースの5作品、合わせて30作品が展示されており、一般投票や特別審査員による審査により、25日に日本代表が決定する。

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 ガンプラビルダーズW杯はバンダイが主催し、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会として昨年から始まった。参加国は、日本、イタリア、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米(米国・カナダ)、中国、韓国、台湾、香港、タイの13エリアの予定。それぞれ予選を勝ち抜いた各国代表が、世界一決定戦に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。第1回大会では、オープンコースでマレーシア代表、ジュニアコースで中国代表が王者に輝いた。第2回大会となる今年は、12月23日に東京・台場の新たなガンダムの“聖地”「ガンダムフロント東京」で行われる。

 最終候補には、趣向を凝らした作品がずらりと並んでおり、昨年のオープンコース日本代表の山口達彦さんの作品で、「ガンダムUC」のシナンジュをベースにした「出会い」や、昨年ジュニアコース日本代表の畑めいさんの作品「ゴッグの海」もノミネートされている。各コースの日本代表の発表は25日に同イベント内で行われる予定。一般投票はイベント会場で24日まで実施される。

 「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2012」はガンプラの世界を体感できるイベントで、06年から開催。今年のテーマは「RG CELEBLATION:No.10」で、RG(リアルグレード)第10弾Zガンダムを中心に同シリーズを多数展開している。目玉として、1/1スケールの映像でRGのZガンダムの変形が体感できる巨大スクリーンを設置。そのほか、松井玲奈さんら「SKE48」のメンバーや「Berryz工房」の嗣永桃子さん、真野恵里菜さん、「バッファロー吾郎」の竹若元博さんなど、有名人によるガンプラのオリジナルカラーリング作品を展示する「ガンプラサポーターズ」のコーナーや、イベント初登場の限定アイテムの販売なども実施する。会期は22~25日、午前10時開場。(毎日新聞デジタル)

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