アイアンシェフ:新旧鉄人が大みそかに生対決 道場六三郎復活

「アイアンシェフ」初代和の鉄人・道場六三郎さん(左)、和のアイアンシェフ・黒木純さん=フジテレビ提供
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「アイアンシェフ」初代和の鉄人・道場六三郎さん(左)、和のアイアンシェフ・黒木純さん=フジテレビ提供

 「料理の鉄人」を13年ぶりに“復活”させた料理対決バラエティー「アイアンシェフ」のスペシャル番組「アイアンシェフ大晦日生決戦SP(仮)」(フジテレビ系)が大みそかに放送されることが分かった。31日午後6時から11時45分まで5時間45分にわたり生放送され、「料理の鉄人」時代に「和の鉄人」として93年から96年までレギュラー出演し、圧倒的な勝率で人気を集めた料理人・道場六三郎さんと、現在放送中の同番組で和食の「アイアンシェフ」を務める黒木純さんが新旧“鉄人”対決を繰り広げる。

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 テレビの前で料理を披露するのは15年ぶりという道場さんは、対決が決まってから「気持ちが高ぶってきて、すごく元気になってきましたね」と気合十分。「80年だてに年を取っているだけではないという部分を全国の皆さんに見てもらいたい」とコメントした。対戦相手となる黒木さんに対しては「とにかく年代のずれがあると思いますが、新しい調理器具や技術も生まれている中、本当によく勉強してこなしていると思います。なかなかのものだと思います」と打ち明けた。

 一方、黒木さんは道場さんについて「『料理の鉄人』は自分が小学生からちょうど18歳、修業を始めるくらいまで放送されていて、ずっと見ていたので、一番影響を受けた料理人と言っても過言ではない」といい、対戦については「正直緊張しますね。今まで戦ったどの相手よりも強敵」と語ったが、自身の強みについて「繊細なところとしっかりとしたところが共存していると思うので、そういう自分らしい部分は道場さんには負けない」といい、「自分らしく戦いたいと思います。やるからには勝ちます!」と熱を込めた。

 かつて鹿賀丈史さんが務めた「美食アカデミー」主宰として出演している玉木宏さんは、5時間45分の生放送という大役に「驚きとともに身の引き締まる思いです。どのような戦いになるか、ワクワクしながらご覧ください」とコメント。さらに、和以外のアイアンシェフ・脇屋友詞さん、須賀洋介さんも大みそかにふさわしい真剣勝負を繰り広げるほか、スペシャルな企画を予定しているといい、「生での料理バトルは何が起こるか分かりませんが、ぜひ皆さんの目で見届けていただきたい」と語っている。

 「アイアンシェフ」は美食アカデミー所属の鉄人(レギュラー料理人)と挑戦者が料理で対決するという設定で、限られた時間内にキッチンスタジアムで調理を行い、審査員が試食をして勝者を決定する料理バラエティー番組。毎週金曜午後7時57分から放送中。(毎日新聞デジタル)

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