芸能ニュースランキング:1位は大島渚さん悲報 2位は芥川賞・直木賞 3位はゴールデングローブ賞

15日に肺炎のため亡くなった映画監督の大島渚さん=2000年3月23日撮影(毎日新聞)
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15日に肺炎のため亡くなった映画監督の大島渚さん=2000年3月23日撮影(毎日新聞)

 14~19日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は映画監督の大島渚さんが亡くなったニュースだったことが、テレビ番組のリサーチやマーケティングを行う調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位は芥川賞と直木賞の受賞作品が発表されたニュース。3位はゴールデングローブ賞授賞式のニュースだった。

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 調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を集計した。

 1位は大島監督が15日、肺炎のため神奈川県藤沢市内の病院で死去した悲報。80歳だった。大島監督は京都大卒業後の54年、松竹大船撮影所に入所し、59年「愛と希望の街」で監督デビュー。76年公開の「愛のコリーダ」で国際的な名声を高めた。96年、出血性脳梗塞(こうそく)で倒れ入院。リハビリを続け、99年公開の「御法度」で監督復帰したが、01年にも十二指腸潰瘍穿孔(せんこう)で倒れ、11年10月初旬に嚥下(えんげ)性肺炎で一時意識がなくなり入院して療養していた。放送時間は計4時間36分58秒だった。

 2位は第148回芥川龍之介賞(芥川賞 )と直木三十五賞(直木賞)の受賞作発表のニュース。両賞の選考会が16日、東京都内で行われ芥川賞は史上最年長となる75歳の黒田夏子さんの「abさんご」(早稲田文学5号)、直木賞は朝井リョウさんの「何者」(新潮社)と安部龍太郎さんの「等伯」(日本経済新聞出版社)が選ばれた。朝井さんは戦後生まれとしては同賞史上最年少での受賞となった。放送時間は計1時間5分37秒だった。

 3位は、第70回ゴールデングローブ賞。授賞式が米ロサンゼルスで13日(現地時間)に開催され、映画「レ・ミゼラブル」がコメディー・ミュージカル部門で作品賞を含む最多の3部門を獲得した。同部門の主演男優賞はヒュー・ジャックマンさん、主演女優賞はジェニファー・ローレンスさんが受賞。ドラマ部門は、「アルゴ」(ベン・アフレック監督)が作品賞、監督賞を受賞したほか、主演男優賞はダニエル・デイ・ルイスさん、主演女優賞はジェシカ・チャステインさんが受賞した。放送時間は計42分22秒だった。

 エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。(毎日新聞デジタル)

 4位以下は次の通り。(敬称略)

4位 ワン・ダイレクション 来日

5位 映画「東京家族」家族試写会

6位 小雪・第2子長女出産

7位 AKB48・成人式

8位 シャ乱Q・「結成25周年!再始動!」会見

9位 きゃりーぱみゅぱみゅ・成人式に登場

10位 映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」ジャパンプレミア

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