2月23日から公開中の「劇場版 とある魔術の禁書目録 −エンデュミオンの奇蹟−」が9日から公開規模を拡大することがこのほど、明らかになった。全国30スクリーンという小規模公開ながらも2月23、24日の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）で初登場3位と好スタートを切ったことを受けたもので、9日から岩手、長野、石川、群馬、奈良、岡山、愛媛の全国7館で追加公開される。

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　「とある魔術の禁書目録」は、鎌池和馬さん原作のライトノベル。超能力者を育成・研究する「学園都市」を舞台に、超能力や魔術などの力を打ち消す不思議な能力を持つ高校生の上条当麻と、10万冊以上の魔道書を記憶しているシスターのインデックスを中心に、仲間たちの学園生活や、魔術・超能力が激突する戦いを描き、2度にわたりテレビアニメ化もされている。「劇場版」は、鎌池さんによる完全オリジナルストーリー。

　また、劇場版のヒットを記念して、3日に立川シネマ・ツー（東京都立川市）で、「超電磁砲チーム」による舞台あいさつも決定したほか、入場者先着特典の第2弾として、スピンオフ作品「とある科学の超電磁砲」の人気キャラのADカード4枚セットなどを盛り込んだ「Feat．超電磁砲＋SNS」が、2日から全国の公開劇場で配布されることも決定。美琴、黒子、初春、佐天の絵柄のポストカード4枚と、4月からスタートするテレビアニメ「とある科学の超電磁砲S」の描き下ろしキービジュアルをあしらったA4クリアシートのセットに、Mobage（モバゲー）で展開中のSNSゲーム「とある魔術の禁書目録　頂点対決」のプロモSRカードが封入される。セットはなくなり次第、配布終了。

　さらに、テレビアニメ「とある科学の超電磁砲S」の番宣プロモーション映像が、公開中の30スクリーンで、2～8日の期間限定で初公開されることも決定した。音楽ユニット「fripSide」が歌うオープニングテーマも同映像で初公開となる。

　なお、多摩モノレールでは、14日までの期間限定で、同シリーズのイラストをあしらったポスターなどが車内に掲出され、車両前後面に「とあるモノレール」のヘッドマークが装着されるスペシャルモノレール「学園都市モノレール」を運行している。運行スケジュールは、多摩モノレールの公式サイトに告知されている。（毎日新聞デジタル）