元NHKでフリーアナウンサーの神田愛花さん(32)が22日、東京都内で行われたBSジャパンの経済ニュース番組「BSニュース 日経プラス10」の記者会見に出席。水曜のメーンキャスターを務める神田さんは、「経済番組のキャスターは、アナウンサーになったときから私にとっては雲の上の存在で、とても敷居が高くて憧れだった。呼んでいただけて幸せに感じているのと、プレッシャーも感じています」と笑顔であいさつ。これまで経済番組に携わったことがなかったという神田さんは、「あ、NHK効果来たなと思った。元の会社に感謝しています」とちゃめっ気たっぷりにコメントした。
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BSジャパンは現在、月~金曜午後7時から放送中のニュース番組「NIKKEI×BS LIVE 7PM」に代わり、4月期から「BSニュース 日経プラス10」をスタートする。新番組では、日本経済新聞電子版(日経電子版)の最新ニュースやスポーツニュースを紹介するほか、日経の論説委員や編集委員が経済ニュースを解説。メーンキャスターを、月~火曜は元フジテレビの政井マヤさん(36)、水曜は神田さん、木~金曜は元TBSの小島慶子さん(40)が担当し、月~金曜のサブキャスターをテレビ東京の前田海嘉アナ(28)が務める。
会見には、政井さん、小島さん、前田アナ、番組の深谷守プロデューサーも出席。他局で活躍したフリーアナウンサーがMCを務める番組ということから、神田さんは「最初はお二人のどちらかがスケジュールアウトだったのかなと思った」とぶっちゃけ発言をしながら、「他の曜日を見ますと、大ベテランの先輩方なので、あんまり自分がきばっても恥ずかしいのかなと。楽しく、わかりやすく、等身大の3本の矢で臨んでいきたい」と意気込みを語った。
一方、小島さんは「この中で一番年上です。15年間会社員をやって、今はフリーでございます。いろいろなことがありました!」と自己紹介。経済ニュースを見るのが好きだといい、「伝える側になれるのがうれしい。若い人が働くって楽しいと希望を見いだしてくれたら」と話した。政井さんは、「20代の頃は無我夢中で取材に出ていたので、30代半ばという年代になって、落ち着いた大人のニュース番組やっていきたい」と意気込んだ。
深谷プロデューサーは、「(同時間帯の)『報道ステーション』と互角に戦ってみたい」と力を込め、「月曜は文化人、火曜は政治、水曜は経営者、木曜はマネー、金曜は日経ビジネスとのコラボの流れでやろうと思ってる」と紹介した。小島さんは「ちょうどいいあんばいで(MCの)年齢もキャラクターもばらけておりますので、幅広く愛される番組を目指したい」と呼びかけた。番組は4月1日から月~金曜午後10時~同54分に放送。(毎日新聞デジタル)
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