中村獅童:綾瀬はるかの天然ぶり嘆く 「中村“しゅどう”っていわれます」

大河ドラマ「八重の桜」の会津戦争ロケ地で取材に応じた中村獅童さん
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大河ドラマ「八重の桜」の会津戦争ロケ地で取材に応じた中村獅童さん

 歌舞伎俳優の中村獅童さんが13日、茨城県つくばみらい市でNHK大河ドラマ「八重の桜」のロケに参加した。撮影後、取材に応じた中村さんは、共演の綾瀬はるかさん(3月24日生まれ)と玉山鉄二さん(4月7日生まれ)の合同誕生会を行ったことを明かし、「綾瀬さんは面白いですよ。そのときまで僕のことを『中村しゅどう』だと思ってたらしい」と綾瀬さんの“天然”エピソードを披露。さらに、「2度目の共演なのに。よく天然といわれるのはそういうとこ。いまだに『しゅどう』っていいますから」と半ばあきらめ顔でぼやいていた。

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 ロケでは、前半の山場である「会津戦争」の数シーンを撮影。中村獅童さんは会津最強の朱雀隊・四番士中隊を率いて各地を転戦した佐川官兵衛を演じ、鶴ケ城(会津若松城)の練兵場でフランス式の体練を指揮するシーンを撮影した。役作りで色黒になった中村さんは「役柄的に強いというので、髪の毛を伸ばしているのと日に焼いている。これ必ず書いてください。歌舞伎座のパレードのとき、いろんな人に『なんであんなに黒くて髪が長いんだ』っていわれてて……」と話し、「今月は昼間、歌舞伎座で白塗りしてしまうから、あんまり黒いとグレーになっちゃう」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。

 「八重の桜」は、綾瀬さん演じる“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、のちに同志社を創設した新島襄の妻となる八重(1845~1932)の生涯を描く。NHK総合テレビ(毎週日曜午後8時)ほかで放送中。会津戦争を描いた回は6~7月に放送予定。

 今回、中村さんのほか、綾瀬さん、山川大蔵役の玉山さん、内藤愼介エグゼクティブプロデューサーらも取材に応じた。内藤さんは、低迷している番組の視聴率について、「BS(プレミアムの視聴率)は上がってきている。下がっている原因は(同時間帯に他局で)野球(WBCの日本対オランダ戦)があったり、フィギュア(スケート中継)があったり、そういうのが影響したかもしれない。その分、BSで見る人が出てきた。いろんな視聴習慣があるかもしれないが、言い訳にはならない。真摯(しんし)に受け止めて、できることをやっていきたい」と語っていた。(毎日新聞デジタル)

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