「第66回カンヌ映画祭」が15日(現地時間)、仏で開幕し、米俳優レオナルド・ディカプリオさんが、「ロミオ+ジュリエット」(97年公開)以来、再びバズ・ラーマン監督とタッグを組んだ映画「華麗なるギャツビー」がオープニング作品として上映された。レッドカーペットには、ディカプリオさん、ラーマン監督、共演のトビー・マグワイアさんとキャリー・マンガンさんが登場し、ディカプリオさんは「この映画祭は、多くの映画の出発点でもあり世界に発信される素晴らしいチャンスでもある。だからカンヌに来られて光栄」と喜んだ。
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この日、カンヌの街はホテルの壁面などが「華麗なるギャツビー」のビジュアルで装飾され、同映画のムードに包まれた。レッドカーペットイベント時はあいにく雨に見舞われたが、マンガンさんは「雨で残念だけど、カンヌにやって来ることができて本当に興奮するわ。撮影中もずっと雨だったから、ある意味ぴったり」とコメント。マグワイアさんは「カンヌは初めて。この映画に関わり始めたのは4年前、(監督の)バズと話をするのでこないかとレオ(ディカプリオさん)が電話をよこしてきたのが始まり。今日は本当にうれしいよ」と語った。
映画は、過去に4度映像化された米作家のF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレード・ギャツビー」が原作。ディカプリオさん演じる謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビーの秘密と、上流社会の女性・デイジーとの禁じられた恋が描かれる。デイジーはマンガンさん、ギャツビーの隣人で唯一の理解者・ニックをプライベートでも親友として知られるマグワイアさんが務めている。6月14日公開予定。3Dも同時上映。(毎日新聞デジタル)
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