タレントのIMALUさんが21日、東京都内で行われた映画「イノセント・ガーデン」(31日公開)のパク・チャヌク監督来日プレミアの舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場。4月に新事務所へ移籍後、この日が初のイベント出演となったIMALUさんは、約3年半ぶりに来日したパク監督に花束をプレゼント。この日は、劇中にも登場する「クリスチャン・ルブタン」の約10万円のハイヒールをパク監督からサプライズで贈られ、IMALUさんは「うれしい! 大人な女性になった気分」と大喜びしていた。
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イベント後に報道陣の取材を受けたIMALUさんは「監督に女優として売り込んだ?」と聞かれると、「女優さんなんて、怖くてできない。考えていない」とキッパリ。「世間では(母親の)大竹しのぶさんのDNAがあると見られているかも」などと続けられたが、「逆にできない。母からの勧めもない」と女優業は考えていないことを明かした。
この日、ブルーのドレス姿で登場したIMALUさんは、「(同作に出演する)ニコール・キッドマンさんがすごく好きで、中学生のときにファンレターを書いたんです」とエピソードを告白。パク監督が、「中学生というと、一昨年くらいですか?」とユーモアたっぷりにたずねると、IMALUさんは「今日大人っぽくしてきたのに。そんな子どもに見えます?」と不満そうだった。そのほか、IMALUさんは、父親のお笑い芸人の明石家さんまさんと、大竹さんとのエピソードなども披露した。
映画は、「オールド・ボーイ」(03年)でカンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリ、「渇き」(09年)では同映画祭審査員賞を受賞したパク監督のハリウッドデビュー作で、「ブラック・スワン」の美術・音楽スタッフとともに描くミステリー。外部と遮断された大きな屋敷で暮らし、繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカさん)は、唯一の理解者だった父を亡くしてしまう。母親(キッドマンさん)と参列した父の葬儀に、長年行方不明になっていた叔父のチャーリー(マシュー・グードさん)が突然姿を現し、一緒に暮らすことになったが、次々と奇妙な事件が起こり始め……という展開。31日公開。(毎日新聞デジタル)
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