人気アイドルグループ「AKB48」の32枚目のシングル(8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第5回AKB48選抜総選挙」は、過去最多となる15万570票を獲得したHKT48の指原莉乃さんが、2位の大島優子さんに約1万4000票差をつけてぶっちぎりで勝利した。初の首位に輝くとともに、初めてのセンターポジションを獲得した指原さんは「とうとつなので、どんな喜びの言葉にしていいのか……」と戸惑いを見せながらも、「私がセンターになったら、AKBが壊れるとか言われていますけど、絶対AKB48を壊しません!」と力強く宣言した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
ステージに立った指原さんは、「えっと……今、すごくびっくりしていて、涙も出てこない。口の中もパサパサ。すべての水分が持っていかれてます」とぼうぜんとした表情で、「気が付けば移籍して1年がたちますが、移籍することになった時に、迷惑や心配をかけてしまい、移籍先のHKTのメンバーやファンが受け入れてくれるのかをずっと考えていました。テレビ番組では頑張っていましたが、私にとって一番孤独な時間でした」と1年間を振り返り、「でも、このステージに立って、15万票が入ったのを見て、私は孤独じゃないと感じることができました。投票してくださったみなさん、ありがとうございます!」とファンに感謝した。
「AKB48選抜総選挙」は09年から行われており、5回目となる今回は初めて立候補制をとり、前回1位の大島優子さんら選抜常連組をはじめ、次世代を担う若手メンバーや姉妹グループ、卒業メンバーら史上最多の246人が参加した。(毎日新聞デジタル)