中川翔子:マーティ・フリードマンと米人気グループを語る

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 男女3人が織りなす美しいハーモニーとカントリーフィーリングあふれるさわやかなサウンドで、いまやアメリカを代表するグループとなった「レディ・アンテベラム」。12年に行ったワールドツアーの模様が、タレントの中川翔子さんがMCを務めるWOWOWの洋楽番組「洋楽年鑑」で23日紹介される。放送を前に、レディ・アンテベラムについて中川さんが番組ゲストのマーティ・フリードマンさんと語り合った内容の一部を紹介する。(毎日新聞デジタル)

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 中川さん 今回はレディ・アンテベラムを紹介します。アメリカといえばすごくとがっていたり、ロックだったり、すごく個性的な方々がくると思っていたら、すごく平和で、お客さんを巻き込んで、みんな笑顔で愛情を振りまいている「ザ・優等生」「平和」という印象でした。

 フリードマンさん レディ・アンテベラムはアメリカの歌謡曲、カントリーミュージックから生まれたものなんです。カントリーの流れから、アメリカのメインストリームでも大ヒットしたのだと思います。「ザ・アメリカの音楽」。アメリカではどんな音楽がアメリカっぽいのかを知りたければ、レディ・アンテベラムを聴けばいいと思います。

 中川さん カントリーミュージックが、アメリカで広くシェアを持っているということは知りませんでした。

 フリードマンさん 日本人はあまり知らないですね。アメリカ人が演歌を知らないと同じようなことです。演歌と同じように、演奏者に実力が必要です。あとセンスもね。最近のグラミー賞を見ると、「マムフォード・アンド・サンズ」など落ち着いたポップ、カントリーポップ、静かなR&Bとかがはやっています。レディ・アンテベラムはアメリカのバタ臭い味。それがたっぷり味わえる。

 中川さん わかりやすい(笑い)。バタ臭いっていって良いんですね?

 フリードマンさん いいんじゃないですか。ハンバーガー臭い。

 中川さん 国民食。

 フリードマンさん そう、国民食。

 *……番組「洋楽年鑑 レディ・アンテベラム オウン・ザ・ナイト・ワールド・ツアー 2012」は、23日午後6時からWOWOWライブで放送される。(毎日新聞デジタル)

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