1960年代に放映され一世を風靡(ふうび)した人気SF作品「サンダーバード」の展覧会「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」が10日から、東京・台場の日本科学未来館で開幕する。同作品の大規模な展覧会は初めてで、9日、プレス向けの内覧会が行われ、作品に登場したメカの模型展示のほか、世界初公開となる本編の3D映像やサンダーバード2号と一緒に楽しめる参加体験型のレスキューアトラクションなどが報道陣に初公開された。会期は9月23日まで。
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サンダーバードは64年から英国で放送されたSF人形劇で、66年には日本でも放送された。2065年を舞台に、人命救助を目的とした私的組織「国際救助隊」のトレーシー家5兄弟が救助用メカ「サンダーバード」1~5号を駆使して、事故や災害に遭った人たちを救助するというストーリーで人気を博した。
会場の目玉は、初公開となる作品の3D映像と、サンダーバード2号と楽しむ体験型アトラクション。3D映像は、約300インチの巨大スクリーンに、おなじみのカウントダウンや基地から機体が発進するシーンなどをまとめた約10分のダイジェスト映像となっており、会場の入り口付近のシアターで見ることができる。体験型アトラクションは作品に登場する悪役・フットが街に火を放ったという設定で、参加者がセットに向かって備え付けの“消火銃”を使用して、火の海を鎮火するというもの。光や映像などで火事が再現され、セット中央に登場するサンダーバード2号と一緒に消火活動を行っていく。会場の2号はこのアトラクションのために作られ、サイズは20分の1スケールの幅約4メートルの巨大模型となっている。
そのほか、サンダーバードの模型を設置して当時の撮影技法を再現したコーナーや、当時制作されたマリオネットなどのコレクションも展示。さらに、作品の印象的なシーンから、未来のマシンや技術を取り上げ、現在の日本の最先端技術やアイデアと比較しながら紹介するコーナーなどもある。
同日、オープニングセレモニーを行われ、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんが登場。会場をまわった藤森さんは、3D映像について「すごい迫力。当時の映像を使ってレトロな感じを残しつつ飛び出してくるのがいいなと思った」と絶賛していた。また内覧会には俳優の細川茂樹さんも出席し、実際にレスキューアトラクションを試遊し、「夏休み、親子で遊べるアトラクション」とアピールしていた。
「サンダーバード博」は日本未来科学館の1階企画展示ゾーンで開催。入場チケットは、当日券が大人1300円、18歳以下700円(土曜のみ600円)。(毎日新聞デジタル)
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