「コスプレ」の世界一を決める「世界コスプレサミット2013」の優勝パレードが4日、“名古屋のアキバ”ともいわれる繁華街の大須(名古屋市中区)で行われ、昨日、同イベントの「チャンピオンシップ」で優勝したイタリアを含む世界20カ国の代表が登場。大須観音に集まった1000人以上の一般コスプレーヤーとともに、華やかなコスプレ姿でパレードし、商店街はコスプレーヤーを見ようとする多くの人でにぎわいを見せた。
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同パレードは「大須夏祭り」の催しの一つとして行われた。優勝したイタリア代表はアニメ「ヤッターマン」のトンズラーとボヤッキーのコスプレをして登場。“生腹”にでべそという格好とコミカルな動きで、同所に集まった観客を盛り上げた。そのほか、「ジョジョの奇妙な冒険」や「魔法少女まどか☆マギカ」、「パタリロ!」などのキャラクターに扮(ふん)した各国代表が商店街を練り歩いた。
また、パレードのスタート地点である大須観音には、一般コスプレーヤーも集結し、思い思いのコスプレを披露。初めて参加したという「鏡音リン」のコスプレをした10代の女性は「みんなが可愛いといってくれて、スターになった気分でうれしかった」と楽しんでいた。
世界コスプレサミットは、世界各国の代表が2人1組で参加し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うイベント。今年はイタリアのほか、日本、英国、ドイツ、フランス、中国、インドネシアなどの20カ国が参加した。準優勝は「ハートの国のアリス」のコスプレをした米国代表、3位は「メタルギアライジング リベンジェンス」のコスプレのタイ代表だった。(毎日新聞デジタル)